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20160731

高江ヘリパッド>エセアセス、N1道はアトダシデス

3行でわかるサクッとの感じで。

◉オキボのアセスに法的根拠なし。
◉エセアセスもない後出しN1作業道。
◉第1回ワーストアセスコンテスト受賞作。

GO! TAKAE! GO! HENOKO 8月の辺野古・高江カー情報

平和市民連絡会の辺野古・高江カー、2016年8月分です。
行き先と出発時間のメニューが多彩になってきました。
よく確認して、末尾の注意書きに沿ってご活用下さい。

・8月1日(月)、3名、辺野古限定
・8月3日(水)、3名
・8月4日(木)、3名
・8日6日(土)、3名
・8月8日(月)、3名、
・8月9日(火)、3名、辺野古限定
・8月10日(水)、3名
・8月11日(木)、3名
・8月12日(金)、3名、辺野古経由高江、7時発、
・8月16日(火)、3名、辺野古限定
・8月17日(水)、3名
・8月18日(木)、3名
・8月19日(金)、3名、辺野古経由高江、7時発
・8月23日(火)、3名、辺野古限定
・8月24日(水)、3名
・8月25日(木)3名
・8月26日(金)、3名、辺野古経由高江、7時発
・8月27日(土)、3名、辺野古限定
・8月29日(月)、3名
・8月30日(火)、3名、辺野古限定
・8月31日(水)、3名

1.送迎車は、那覇インター前バス停で待機しています。
同バス停を原則8時に出発して、同乗者の希望により高江・辺野古まで行きます。
高速内のバス停での途中乗降車も可能です。
2. 同乗希望者は、必ず長嶺(090-2712-6486)か城間(080-1782-6598)まで事前に連絡して下さい。
3.沖縄平和市民連絡会では、この行動の定期化のため、送迎車のガソリン代と高速料
金援助のカンパを募っています。カンパの宛先は、『(口座番号)は01710-5-88511』
『(加入者名)は平和市民連絡会』『通信欄に辺野古・高江行きカンパ』と記入して
ください。

20160729

高江ヘリパッド>北部訓練場に係る事件・事故のこと





北部訓練場と周辺における事件・事故等(-2016)
年月日 (年号) 概要
1964年8月26日 昭和39 新川(東村高江)の対ゲリラ訓練場で、海兵隊がワトソン高等弁務官らの観戦のもと「模擬ゲリラ戦」を展開。乳幼児、女性含む20人の新川区民が徴用され南ベトナム人の役を演じさせられた(知)。
1971年1月3日 昭和46 国頭村安田付近の伊部岳で実施が通告された実弾演習、村民の演習場内座り込み行動により阻止(タ)。
1973年8月2日 昭和48 CH-46ヘリが施設内の伊湯岳頂上付近で墜落。乗員3人死亡、1人行方不明。
1973年8月8日 昭和48 CH-46ヘリが安波海岸付近を飛行中、高圧線に接触して安波集落から300mの畑に緊急着陸。高圧線の破損により、国頭村全域が3時間にわたり停電。
1975年6月24日 昭和50 CH-46ヘリが飛行訓練中、安波ダム建設工事現場の工事資材運搬用ロープに接触、施設内に墜落炎上。乗員3人死亡。
1977年11月9日 昭和52 CH-46ヘリが北部訓練場向け飛行中、エンジン不調により、宜野座村漢那の民間牧草地に緊急着陸。
1980年2月27日 昭和55 米上院軍事委員会の証言で、海兵隊が北部訓練場での着弾区域の設定及び対戦車ミサイル(TOW)の実弾発射訓練の実施について日本と協議中であることが、3月26日に報道された。県は6月4日、強く反対し、日米両政府協議と別に、県と現地海兵隊で話し合い継続に合意(表外)。
1980年12月19日 昭和55 CH-46ヘリが通常訓練中、木材搬出用ワイヤーに接触、施設内の安波ダム貯水予定地域に墜落。乗員1人死亡、2人重傷。
1982年1月31日 昭和57 施設外の国頭村安波で、米兵が空砲を発砲。
1985年7月12日 昭和60 CH-53Dヘリが編隊飛行訓練中、1機が辺野喜ダム付近の林道に墜落炎上。乗員4人死亡。
1986年9月20日 昭和61 CH-46ヘリが点検のため、国頭村安田の農道に緊急着陸。
1987年1月16日 昭和62 国頭村安波ダム付近で、米軍が着手したハリアーパッド建設に村民が抗議、直接行動で阻止(タ)。
1987年5月16日 昭和62 CH-46ヘリが北部訓練場内で訓練飛行中、エンジン部分の故障のため、国頭村安田の農道に緊急着陸。
1987年7月11日 昭和62 AH-1J攻撃ヘリが飛行中、トランスミッションのオイル漏れのため、国頭村楚洲の牧草地に緊急着陸。
1987年9月21日 昭和62 北部訓練場上空で訓練中の海兵隊ヘリが、信号燈を誤って施設外に投下し、国頭村安田の沖縄県乳用牛育成センター内の原野部分約37平方メートルを焼失。
1988年6月4日 昭和63 東村高江の県道70号線に近い訓練場内で、待ち伏せ訓練中の海兵隊員が使用した催涙ガスが流出し、県道を通行中の民間車両の乗員2人が目や喉の痛みを訴えた。
1988年6月21日 昭和63 海兵隊は、22日までの2日間、福地ダム北側の入江で浮橋を使用した筏操作訓練を実施。8月、県はダム貯水池訓練の廃止を提案、米軍は「代替地が見つかるまでの間、北部ダムにおける訓練を中止する」と回答。(表外)
1988年10月31日 昭和63 CH-46ヘリ2機が、編隊飛行訓練中に衝突し、うち1機が伊湯岳東側の山林に墜落、炎上。乗員4人死亡。
1989年12月10日 平成元 提供施設外の辺野喜ダム上流付近で米軍が携帯食品を食べ散らかしたり、電池や注射器を放置していたことが判明。
1992年10月26日 平成4 信号弾による山林火災が発生し、1,132平方メートルを焼失。
1992年10月28日 平成4 山林火災が発生し、1,655平方メートルを焼失。
1999年4月19日 平成11 CH-53Eヘリが北部訓練場の沖合に墜落。乗員4人死亡。
1999年8月11日 平成11 UH-1Nヘリが、東村営グラウンドに緊急着陸。
2000年5月23日 平成12 海兵隊員が、提供施設外の東村高江の土地改良区に誤って進入し、ペイントボール模擬弾を発射。
2000年7月23日 平成12 海兵隊員が、提供施設外の東村高江の国有地で、誤って廃棄物を投棄。
2001年10月11日 平成13 韓国テグ基地所属MH-47型ヘリが、国頭村安田の沖縄県乳用牛育成センター敷地内の牧草地に緊急着陸。
2005年11月9日 平成17 嘉手納基地所属のHH-60ヘリが国頭村の海浜地に緊急着陸。
2007年1月5日 平成19 福地ダム湖面で、米軍のペイント弾1,500発が入った袋1袋が発見された。その後、同年3月までに、福地ダムや新川ダムで、米軍のペイント弾等が相次いで発見、回収された。
2010年12月23日 平成22 東村高江区で、市民団体のテントが、米軍ヘリと思われる風圧が原因で、足が曲がり、椅子や看板が飛ばされた。米軍側は事実を否定している。
2011年9月6日 平成23 米軍元高官の証言で、1960年から約2年間、北部訓練場内と周辺一帯で、実戦を想定した軍用枯れ葉剤の試験散布が行われたと報道された(タ)。米側は裏付ける記録が確認できないと回答(県)。
2013年10月29日 平成25 北部訓練場内のヘリパッド建設予定地に、米国製の仮設トイレ2基が投棄されていた(タ)。
2014年3月17日 平成26 沖縄で、北部訓練場での散布を含む軍用枯れ葉剤の輸送・使用に関与した米兵に、2013年3月に退役軍人省が補償金を認定していたと報道(JM) 。
2014年3月17日 平成26 提供前の着陸帯に海軍所属MH-60が着陸、米軍は「不注意」と回答。(タ)
2015年11月21日 平成27 ヘリパッドH地区予定地付近の農道で、米軍大型トラックを避けた地元住民の車が側溝に脱輪。6月17日、11月16日にも同農道で畑に乗り上げる、植栽を踏み倒すなど被害があったことが判明(新)。
典拠については以下の通り。
①特記ない場合、または(県)と略記したものは沖縄県知事公室『沖縄の米軍基地』「第8章基地の概要、第1節海兵隊」から転記。事故機が米海兵隊普天間飛行場所属の場合は省略。事故一覧以外の記述から転記したばあい(表外)と記載。
②『沖縄タイムス』(タ)と略記。『琉球新報』(新)と略記。
③ジョン・ミッチェル「沖縄の枯れ葉剤」サイトhttp://www.jonmitchellinjapan.com/agent-orange-on-okinawa.html (JM)と略記。
④知念忠二『大河の流れと共に』あけぼの出版2008年。


 沖縄県の作成している統計記録や、その他の記録から、北部訓練場に係る事故、関連する事象について挙げました。高江に的を絞って考えたいので、北部訓練場に関連するところを取り出しています。(ブログに表を入れると、何と見にくいものが出来上がってしまったことか!後日、改定を試みます。表のみPDFにしたもの、ここに仮置きます

 「事故」は沖縄県が調査・公表しています。沖縄県公式HP>基地>統計データ・その他刊行物等>基地問題に関する刊行物>とたどっていけば見ることが出来ます。この資料のなかで一覧表になったもの以外にも、県の特記した事項についても、表の中に組み入れました。さらに、県の報告書には記載されていないもの(1972年以前と、2010年以後)も加えた内容です。
 「訓練場と隣り合わせの暮らしは、これまでも危険に晒されてきた。オスプレイの訓練が追加され、施設が集約され、訓練が激化すればなおさら。もうこれ以上は許さない」という住民の意見がごく真っ当であることを具体的に示す資料です。
 想像すべきは、この表に出てこないもの、つまり「事件」として見なされない数多くのトラブルです。例えば、県道70号線を武装兵が隊列を組んで行軍し、新川ダムのキャンプ場併設の駐車場に軍用車両が集まり、安波ダムからすぐの道路で野戦訓練し、どんなに「怖い」と訴えても、事件として取り上げられてこなかったのです。
 北部訓練場の騒音被害も「事件」として個別に取り上げられず調査もなく、未だ県の資料に出て来ません。
▶「これが日本か 米兵が銃持ち県道を移動、沖縄・高江」『琉球新報』2016年7月27日 10:15。
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-324192.html
▶本ブログ「高江ヘリパッド>騒音、低周波被害のこと」参照。

 もちろん、駐留米軍の全体像、海兵隊の全体像など、見方を工夫して他にも色んな角度から考えるべきことは言うまでもありません。伊江島や、キャンプ・シュワブからキャンプ・ハンセンへと連続する中部訓練場など「もうたくさん」という状態が理解できると思います。沖縄県議会は「沖縄からの海兵隊の撤退を」と決議しています。在沖海兵隊については、現在、重要な報道が始まっているので、別途まとめたいです(「<米軍北部訓練場>使えぬ土地返し、機能集約・強化と報告」『沖縄タイムス』2016年7月25日 11:03。)。

(出典)
沖縄県知事公室『沖縄の米軍基地』(2013年(平成25年)3月)「第8章基地の概要、第1節海兵隊」
http://www.pref.okinawa.jp/site/chijiko/kichitai/documents/1kaiheitai.pdf
(5年間隔で集成される『沖縄の米軍基地』の一部。このうち北部訓練場の箇所のみをここにおいておきます。)
沖縄県知事公室『沖縄の米軍基地と自衛隊(統計資料集)』28年度3月版。
http://www.pref.okinawa.jp/site/chijiko/kichitai/documents/h28toukei13.pdf
(事件事故の統計は毎年更新される統計資料集で補足することができます。)

(参考)
チョイさんの沖縄日記に、表に挙げた過去の事件事故について、当時の新聞記事を辿ったブログ投稿があります。新聞紙面から伝わるインパクトがあります。要チェックです。
http://blog.goo.ne.jp/chuy/e/c9778722fb100de5830f20c5f58f62b8


20160727

Okinawa Prefectural Assembly Protest Helipads ヘリパッド反対!沖縄県議会意見書を翻訳してみた


The Statement of Opinion of Okinawa Prefectural Assembly Concerning the Construction of US Military Helipads in the Northern Training Area (*)

In the Northern Training Area of the US Marine Corps in the main island of Okinawa, the construction of military helipads has been planned and is now being forcibly conducted. These helipads will surround Takae, a community of Higashi Village, Okinawa. As a result, the construction severely threatens villagers’ lives as well as wildlife in the area. Furthermore, the deployment of defective and dangerous Osprey aircraft has caused increasing anxiety among the residents of Okinawa Prefecture.

In the midst of this situation, the Okinawa Defense Bureau completed the construction of two helipads in the N4 area in Takae, Higashi Village, and offered them to US Forces in February 2015, prior to the completion of the whole construction project. This resulted in the rapid increase of military training missions involving Ospreys. With these aircraft flying extremely low above civilian areas anytime during day or night, the residents are constantly exposed to the excessive noise and low-frequency waves beyond the level which they can mentally and physically tolerate. As a result, some children cannot even attend school.

Moreover, in order to resume the construction of the helipads, the Okinawa Defense Bureau mobilized the prefectural riot police to remove protesting residents and their supporters early in the morning on July 11, 2016. The Bureau subsequently began to seek a massive nationwide mobilization of the police force to Takae in order to transport construction materials into the base. Such an attitude of the Japanese government is unacceptable.

We, the Okinawa Prefectural Assembly, have already passed a unanimous resolution demanding withdrawal of the defective Ospreys and the US Marines. Therefore, the construction of Osprey helipads to provide for the US Marines is utterly unacceptable.

Thus, in order to protect the lives, safety, and well-being of the residents of the prefecture, the Okinawa Prefectural Assembly strongly protests the Japanese government’s forcible construction of the helipads in the US Marines’ Northern Training Area. We demand the government to immediately halt construction.

We submit this statement of opinion based on the Article 99 of the Local Autonomy Act.
July 21, 2016
The Prefectural Assembly of Okinawa

To:
Prime Minister of Japan
Minister of Foreign Affairs
Minister of Defense
Minister of State for Okinawa and Northern Territories Affairs



(*)This is the unofficially translated version by Project Disagree, KW, YY.
Official document is written in Japanese, see Ryukyu Shimpo July 22, 2016.
この英文は合意してない版訳で公式のものではない。引用する際にはその旨を明記すること。訳出にあたっては、<高江ヘリパッド意見書全文>『琉球新報』2016年7月22日 12:11を典拠とした。以下に全文を転載する。
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-321180.html

 〈米軍北部訓練場ヘリパッド建設に関する意見書〉
 米軍北部訓練場においては、東村高江の集落を囲むようにヘリパッドの建設が計画され強行されているが、ヘリパッドの建設は当該地域の自然環境や住民生活へ悪影響を及ぼすものであり、オスプレイの欠陥・危険性に対する県民の不安が増している。
 このような中、沖縄防衛局は、東村高江のN4地区の2カ所のヘリパッドを完成させ、2015年2月に米軍に先行提供し、米軍によるオスプレイの訓練が急増した。オスプレイは昼夜を問わず民間地域の上空を低空飛行し、住民は身体的にも精神的にも限界を超えた騒音・低周波を浴び続け、学校を欠席する児童もいる。
 また、沖縄防衛局は、ヘリパッド建設工事再開に向け、去る7月11日早朝から県警の機動隊を投入してヘリパッド建設工事に反対する住民らを排除し、工事関係資機材の基地内への搬入を強行するとともに、全国から警察官の大量動員を始めており、このような政府の姿勢は許されるものではない。
 県議会はこれまでも欠陥機オスプレイの配備撤回および海兵隊の撤退を求める意見書を可決したところであり、海兵隊の訓練施設であるヘリパッド(オスプレイヘリパッド)建設は到底容認できるものではない。
 よって、本県議会は、県民の生命、安全および生活環境を守る立場から、政府が米軍北部訓練場ヘリパッド建設を強行に進めることに対し厳重に抗議するとともに、建設を直ちに中止するよう強く要請する。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 2016年7月21日
 沖縄県議会
 首相、外相、防衛相、沖縄担当相宛て


20160726

高江ヘリパッド>騒音、低周波のこと

高江の論点をまとめます。公的な抗議の事実に続いて、騒音、低周波の問題について。
【まとめ】
 ●昼夜を問わない騒音、低周波の実態、オスプレイ配備以後の深刻化。
 ●住民と専門家の努力による測定で具体的に明らかに。
 ●行政当局は計器を設置しデータを集めているが、即座の対策なし。
 ●児童生徒が恐怖を感じ、睡眠妨害され学校に行けない事態がすでに発生。

ここでは、『琉球新報』に掲載された記事を追いながら、具体的・数値的な検証を取り出してまとめました。地元紙はタイムスも新報も、こうした重要な情報を報道しています。報道・公表された内容は、主張を裏付け、恐竜みたいに動きの鈍い政治を動かすグラスルーツの重要な素材です。集めて活かしましょう。


「高江 6月の夜間騒音24倍、383回に 1日当たりも8倍」
『琉球新報』2016年7月20日 05:03
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-319557.html
 防衛局による高江区内の地点での計測結果から、オスプレイ配備後の激化を確認
  ▶夜間騒音発生回数(19時-7時)
   2014年度平均 16.2回
   2016年6月 383回
  ▶一日当たり騒音発生回数
   2014年度平均 4.1回
   2016年6月 32.8回
  ▶騒音測定値(エルデン)
   2014年度年間平均 39.5dB
   2016年6月平均 53.8dB


「高江で100デシベル級騒音 オスプレイ3機訓練時」
『琉球新報』2016年7月15日 05:00
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-316947.html
 N4(先行提供のヘリパッド)付近での測定、オスプレイ複数機による被害の確認
 ▶2016年6月20日
  22時08分、最大値  99.3dB
  1時間での平均 80.9dB
 ▶2016年6月21日
  20時51分、最大値 96.8dB
  2時間20分間での平均 79.0dB
 ▶2016年7月23日(慰霊の日)
  16時58分、最大値 93.4dB
  5分間での平均 81.3dB


「77%「騒音気になる」 オスプレイ「怖い」38% 東村全小中調査」
『琉球新報』2016年7月15日 05:03
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-316944.html
 東村内の全小中学生アンケート調査を実施。子供たちの教育環境への被害の実態。
 「オスプレイの音が怖い・嫌な気持ちになる」が38%
 「学校で飛行機やヘリの騒音が気になったことがある」77%
 「オスプレイの音を聞き分けられる」81%
 「他の航空機よりオスプレイがうるさい」82%
  自由記述「落ちてきそうで怖い」「うるさくて寝られない」「授業が中断される」「低空飛行が怖い」「夜の10時ごろ飛んでいてうるさい」「何機も飛んでいるときが怖い」「うるさくて授業に集中できないことがある」


「高江小中、オスプレイの低周波基準超 ヘリパッド運用が影響」
『琉球新報』2016年3月25日 05:03
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-245066.html
 対策が進まない低周波についての実態、住民努力で具体的数値を明らかに
 ▶2015年12月7日(高江小中学校1階建て建物屋根、N4から1.7km
  周波数40Hzで音量92.9dB(防衛省設定値よりも+14.9)
  50Hzで+4.1dB
  63Hz +1.4dB
 ▶2015年2月25日(1階立て事務所屋根、N4から450m
  周波数20Hzで88.3dB(環境省設定値よりも、心理的+12.3、物理的+8.3)
 
 ※環境省の参照値は、「検討中」として基準値を設けていないため、低周波被害苦情に対処する基準とする閾値として挙げられているもの。20Hzで、心身に与える影響76dB、物理的影響80dBとしている。
http://www.env.go.jp/air/teishuha/tebiki/04.pdf
 ※防衛省設定「心理的影響」閾値(78dB)の典拠となるリンク、後ほど挙げます。


(参考)「低周波音 基準超え オスプレイ、国立高専裏離着陸 」
『琉球新報』2013年3月17日 10:32
http://ryukyushimpo.jp/news/prentry-204079.html
 →名護市辺野古の高専でも、同様の騒音・低周波被害を確認している。

(参考)2010年、普天間爆音訴訟判決要旨
(日本環境法律家連盟 (JapanEnvironmental Lawyers Federation, JELF)さんサイトから)
http://www.jelf-justice.org/prefecture-map/documents/100729Futenma-highcourt-summary.pdf
→2010年に福岡高裁が低周波の心身被害との因果関係を認める判決

(参考)「米軍機騒音に条例を 平和学会、琉大で取り組み報告」
『琉球新報』2013年10月21日 09:56
http://ryukyushimpo.jp/news/prentry-214116.html
 →研究者・専門家らが、生活社会環境に積極的に関わっているというレポート。
 英語訳アリ。
 Peace Studies Association of Okinawa demands that U.S. government regulate military aircraft noise
October 21, 2013 Ryukyu Shimpo
http://english.ryukyushimpo.jp/2013/10/29/12067/


20160724

<解題>アメリカ市民の皆さんが高江のために出来ること

やんばるの山を柵で囲い込んでも、人の心を囲い込むことは出来ません。「現地」を立入禁止にすれば、ますます「現場」が拡散してゆくのです。マスメディアが伝えなくても、グラスルーツの根をはわせましょう。

 さて、何ができるかな。
 ということで、今回は、合意してない声明ではなく、米軍基地をめぐって起こっていることが、政府のスクリーンを通して歪められることなく、アメリカの政治の現場に伝わるようにと願う、お手紙を書いてみました。焦るばかりでうまく書けないし、次々に酷いことが起こるので、とても全部は言い尽くせない。
 足りないところは、皆さんにお任せします!どんどん加筆訂正して、自前の資料や写真を添えて、気持ちを添えて、あなたの名前でご友人やネットワークに向けて送ってみるというのは、どうでしょう。ひとりで出すのも良いけれど、色んなグループやネットワークにも声をかけて、それぞれからアメリカのいろんな組織や議員に向けてアプローチしてくれることを期待したいのです。沖縄では、知り合いの知り合い・・・とつないでいけば、3人目くらいで会いたい人に会えたりします。世界はさすがにもうちょっと広いか。でも、まあ。希望を拡散しましょう。

英文はこちら。
日本語文にすると以下のような内容です。

What US citizens can do for TAKAE

Map: by Yuntaku Takae
http://helipad-verybad.org/
Dear US citizens and friends who are our global counterparts,

This letter is sent to you because the situation described below suffers Okinawa eventually for the sake of the United States.

[CONTENTS]


SUPPRESSION OF TAKAE
This week, the Japanese government sent hundreds of riot squads from mainland Japan to Takae, a tiny district with a population of 160 people that is surrounded by the richly biodiverse mountains of Yanbaru. Located in the northern part of Okinawa Island, Takae sits right next to the Northern Training Area (NTA), officially known as the US Marine Corps Jungle Warfare Training Center. Activists have gathered to protest the construction of the US Marine Corps’ (USMC) helipads (landing zones) in NTA.  But the current suppression by the Japanese riot squads of these non-violent protesters seems like an execution of martial law.

Since the summer of 2007, when the Japanese government neglected the opposition and forcibly preceded with the construction, a handful of Takae residents started their non-violent sit-in action in front of the gates of the construction site. Soon, it grew to become a larger direct action. People supported and came to join from various parts of Okinawa and mainland Japan as well as from all over the world.


SACO 1996
The onset of today's uproar began in 1996, when U.S. and Japanese governments signed  the agreement in relation to the U.S. military installations in Okinawa. It was called SACO agreement, the abbreviation of “the Special Action Committee on Okinawa.” The SACO Final Report said, “The two Governments launched the SACO process to reduce the burden on the people of Okinawa and thereby strengthen the Japan-US alliance.” And the eleven plans were listed “to realign, consolidate and reduce US facilities and areas, and adjust operational procedures of US forces in Okinawa consistent with their respective obligations under the Treaty of Mutual Cooperation and Security and other related agreements.” Most appealing one might be the relocation plan of USMC Futenma Air Station.  As the SACO Report put it: “return Futenma Air Station within the next five to seven years, after adequate replacement facilities are completed and operational.” During the 20-year long twisted and winding process, it was revealed as the "Henoko Plan.” It proposed a new land-fill base with the V-shape runways and facilities including a military port on the sea of Henoko.

The other major plan of the land handover concerned the Northern Training Area. As the condition for the handover of the 3,987ha (or 9,852 acres) of the land within the NTA, the Japanese government accepted the relocation of "helicopter landing zones" from the areas of handover to the remaining part of the Northern Training Area. Why did the US not just return the entire land? For what reason do they require the extra landing zones even when it would still remain the existing 15 landing pads after the return of the land? No explanations were offered to the residents. The relevant documents of the SACO are still undisclosed, and so we cannot understand why and how the Japanese government negotiated and approved these conditions in the end.


US-JP MANIPULATION OF HENOKO AND TAKAE
On July 20, 2016, just a day before the raid by the riot squad in Takae, the Okinawa Times, one of the local newspapers, reported that US Pacific Commander Admiral Harry Harris, Jr. had informed the US Senate Committee on Armed Services (Chair. John McCain) in February of this year about his perspective on the construction of helipads in the NTA. Commander Harris reported to the Senate Committee that the construction of the new helipads in NTA would be completed within this year, which would help to calm down the tention among the local people who have been opposing the Henoko Plan, the Okinawa Times wrote.

US-JP military interests have intentionally tied the construction of new military facilities to the promise of the partial land handover, “relocation" of the “helipads,” for example, in the case of Takae.  They then insisted that these would help "reduce the burden of Okinawa."

Yes, this is the true reason of the turbulent 20 years after the SACO. Both Japanese government and US forces have enthusiastically manipulated to connect the return of the land with the intensification and strengthening of the US military facilities in Okinawa. And the past 20 years make the situation much worse. Today, US-JP military interests try to link the individual construction projects as the condition for each other.

The Japanese government urged Okinawa Prefecture to compromise and accept the helipads construction in Takae in the midst of the intensive mutual consultation between Tokyo and Okinawa regarding the Henoko Plan. Flip side of the same coin is the US military officials who informed the US Congress that the fulfillment of the helipad construction plan in the NTA would lead to solve the current deadlock concerning the Henoko Plan.


ENOUGH IS ENOUGH
No way. Enough is enough. People living in Okinawa are demanding the immediate withdrawal of US. Forces and the release of the land to the people without any conditions whatsoever.

On top of the growing sentiments of rage and mourning after the rape and murder of a woman by the ex-marine suspect in this May, the Okinawa Prefectural Assembly signed the resolution to demand withdrawal of the U.S. Marine Corps from Okinawa for the first time after the US occupation in 1945.

And in response to the current suppression of Takae protesters by the Japanese riot squads, the Prefectural Assembly finally passed the resolution to protest against the forcible construction of helipads in Takae and demand the immediate cease of it.


WHAT YOU CAN DO FROM YOUR PLACE: VOICE TAKAE
Tell the truth to the President of the United States, claim to the Congress members to report about what the US has done to the island and the people of Okinawa.

This is the violation of human rights and democracy of the people of Okinawa, by using the hands of the Japanese Government, for the sake of the United States.

Take your responsibility and free Okinawa.
Spread our hope.


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REFERENCE
The English version of the Ryukyu Shimpo, one of the local newspapers in Okinawa, is a good source for information relevant to the anti-military struggles in Takae, Henoko, and elsewhere in Okinawa.

<what’s going on in Takae>
"Tensions between protesters and riot police mount over construction of U.S. Marine Corps helipads in Takae,” July 12, 2016
http://english.ryukyushimpo.jp/2016/07/17/25465/

"Editorial: Governor should declare opposition to resumption of Takae helipad construction,” July 13, 2016 Ryukyu Shimpo
http://english.ryukyushimpo.jp/2016/07/19/25469/

"Riot squad sent to subdue Takae protesters similar in scale to that sent to eradicate yakuza gangsters,” July 18, 2016
http://english.ryukyushimpo.jp/2016/07/20/25476/

<on the recent tension against US Forces in Okinawa>
"Special Feature: Okinawa holds mass protest rally against US base,” June 19, 2016. (Specially issued for the Okinawa Mass Protest Rallies protesting the rape and murder case.)
http://english.ryukyushimpo.jp/special-feature-okinawa-holds-mass-protest-rally-against-us-base/

<on Okinawa Prefectural Assembly resolutions>
Okinawa Prefectural Assembly demands removal of US Marines from Okinawa May 27, 2016 Ryukyu Shimpo
http://english.ryukyushimpo.jp/2016/05/30/25142/

Takae resolution of Okinawa Prefectural Assembly (only in Japanese)
<高江ヘリパッド意見書全文>『琉球新報』2016年7月22日12:11。
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-321180.html

Okinawa Times article on US commander's report to the Senate Committee  (only in Japanese)
「高江ヘリパッド工事「年内に終了」米司令官が上院軍事委に伝達」『沖縄タイムス』2016年7月20日。
[“Construction of helipads in Takae ‘will complete within this year’: US commander reported to the Senate Armed Services Committee,” Okinawa Times July 20, 2016.]
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=179160


Project Disagree Okinawa
July 22, 2016

Revised on July 24; add a list of contents, contact information of the white house and the elected officials

20160722

高江ヘリパッド、公的な反対決議などの年表

1997年1月25日 東村高江区「ヘリポートを東村に誘致することに反対」区民総会決議(*1)。

1998年12月25日 高江区、区民の意見を踏まえずヘリパッド建設容認した宮城茂東村村長(当時)に対して抗議。

1999年10月26日 高江区区民総会決議「水道と引替えにヘリパッドの移設は認めない」等4項目(*2)、臨時総会を開催し全会一致決議。

2006年2月23日 高江区区民総会、ヘリパッド建設反対決議(2回目)(*3)。

2006年3月23日 東村議会、住宅地域、県道70号線、ダム湖面から遠距離へ着陸帯予定地の移動を要求する決議。

2006年7月31日 高江区長と代議員、沖縄県と那覇防衛施設局(当時)に対して、ヘリパッド移設見直しを求める要請。

2007年1月22日 高江区長と区民代表が、沖縄県知事に対し防衛施設局の法に基づかない環境評価に対して意見を提出する前に現地を視察し住民と話し合うよう要請。

2010年6月10日 大宜味村議会、東村高江地区へのヘリパッド建設に反対し、北部訓練場の無条件返還を求める意見書を可決。

2014年3月19日 大宜味村議会、高江のヘリパッド建設に反対し北部訓練場の無条件返還を求める意見書を可決(2回目)。

2015年2月23日 東村議会、ヘリ新着陸帯使用禁止決議(*4)

2015年6月29日 東村議会、オスプレイ飛行禁止と撤去を求める意見書・決議を可決。

2016年7月21日 沖縄県議会、ヘリパッド建設に反対し建設中止を求める意見書を採択(賛成多数)(*5)。


非暴力直接行動のコツ、tweetテクについて

tweetを扇動や増幅の技術にしないために、どんな工夫があるだろう。非暴力直接tweetテクを発明したいと思った。

 大きな声で話し出すと、他のみんなも大きな声を出さないと聞こえなくて、それが周りに拡がって、もうわいわいとコーフン状態になる。こうなると、普段は冷静な人だって巻き込まれてしまう。なんでだろう。
 例えば警察の拡声器は、うるさいから、こちらも言うことを聞かせようとして、対抗して叫ぶ人が増える。これを狙ってコーフンのるつぼ状態を発生させる目的でやっている装置のように見える。
 でも、冷静な怒りを湛えた人が、低く押さえた波長でゆっくり語り出すと、みんな聞こうとする時もあるじゃない。この「言うことを聞かせようとする」の姿勢にヒントがあるのかも。

●ふかーく、深呼吸する。
●画面は小さいからカラダも凝り固まってしまう。画面から目線を外して、やんばるの森を見渡してみる。
●隣の人に声に出して読み上げてもらってから、投稿する。
●一緒に行動している人が冷静沈着である様子を、ひと言付け加える。
●「速報」な雰囲気に飲まれていないか。tweetだって休息が必要。交替しましょう。

さて。現地の人も交替できるよう、どんどん高江に向かいましょう。
落ち着いて。こんなときこそ、安全運転で。

20160721

高江に行こう、そして今いる場所から出来ること!

みんなどんどん高江に向かっています。
 道路は封鎖できても、やんばるの山や空や海を、人のこころを囲い込むことなんか出来るものですか、の勢いです。
 そして、すぐには出発できないときも、あなたの近くに集まりたいゲート前がきっとある!

今いる場所から出来ること。
(1)抗議と応援の宛先はこちら。何事か起こるのを待つ必要なし。すでにトンデモない事態なのですから。
(2)一票投じた国会議員に代わりに行ってもらおう。
 ➡国会議員いちらんリスト
(3)マスメディアの報道がちと物足りないときはこちら。
 ➡りぼん・ぷろじぇくと2016「メディア一覧」

60年前から非暴力!

ヘリパッドいらない住民の会
「TAKAE座り込みガイドライン」

1. 私たちは非暴力です
 コトバの暴力を含め
 誰もキズつけたくありません

2. 自分の意志で座り込みに参加しています
 誰かに何かを強いられることはありません
 自分の体調やきもちを大切に

3. いつでも愛とユーモアを!
  Let’s have a sense of humor and love!

SACO = 北部訓練場の機能強化のこと

北部訓練場の「一部返還」を今年度内に進めるというような当局発表を、批判精神もなくそのまま報道するメディアは取扱注意だ。ナイーヴでどうしようもないコメンテイターたちが、「ある程度の軽減があるならば、それはそれでヨカッタじゃないか」などと、うっかり言いかねないからだ。

 返還面積だけ強調して「負担軽減」と騙る日本政府の主張は、ここで暮らす地域の人びとにはまったく額面通りに受け入れることができない。返還部分を国立公園指定しても、自然保護の美名の下、結局、国のものとして奪うことに変わりがない。憲法も人権も尊重しない政府に、自然保護を任せることが出来ると安穏できるような経験は、残念ながら沖縄の歴史に、そして現在の沖縄にもない。

 なぜ、北部訓練場をまだ半分も残しておくのか。そう問うべきだ。

 改めて高江のヘリパッドマップを見ながら考えたい。これは「ゆんたく高江」が、高江の座り込みテントのために制作して下さったもの。非常に判りやすいうえ、宇嘉川河口と水域の提供部分も、超低空飛行の地形飛行訓練ルートも、図示されている。宇嘉川河口におけるオスプレイを使用した上陸作戦訓練という視点は、高江で座り込みが開始されるとき、まさに私たちが「知ること」を力にして高めた危機意識だった。真喜志好一さんの「沖縄はもうだまされない」サイトを参考されたい。

 そもそも、沖縄島唯一の周回道路の一部である県道70号線は沖縄島の重要な経済動脈なのであり、1972年の施政権返還時に返還されなかったことは「復帰処理」の積み残しというべき県政の課題だった。「共同使用協定」という形でお茶を濁すのではなく、最優先で返還対象となるべきだったのであり、1996年はその極めて重要な契機だったのではないか。あるいはなぜ返還後も残る訓練場は脊梁地帯に沿うように北側に奇妙に細長く残すのか。

米軍の合同訓練において、主眼のひとつとなっているのが「離島防衛」と称した上陸作戦訓練(amphibious operation)である。北部・中部訓練場でこれが実施されるならば、当然、しばしば上陸訓練が目撃されているキャンプ・シュワブの辺野古の浜から宜野座村、そしてこれからは北部訓練場に海兵隊が獲得した宇嘉川河口の上陸訓練水域が使用されることになるだろう。北部訓練場に接する集落としては高江のみが訓練場に飲み込まれるように取り残され、そこでこれまで以上に過密で激烈な演習が実施されるということになる。しかも県道の存在でこれまでメインゲート側から分断され数十年は手つかずだった70号線よりも東側にオスプレイ用パッドを新設して、今後の訓練で積極的に使おうとしている。数十年間に及んで荒らし尽くした国頭村側の山は放出して、自然がかろうじて保存されていた場所を新たに汚染しようという、この計画のどこが、自然保護というのか。

 1996年の「半分返還合意」は、北部訓練場に上陸訓練用の水域を拡大し、米本国では規制が厳しく住民調停が難しい超低空の地形飛行訓練を野放図に実施できる脊梁地帯を手放さないという海兵隊の意向に沿った、訓練場の拡充計画だった。20年が経過し、オスプレイが配備された今日、当初の懸念は全く正当だったことが明らかだ。さらに、20年を経て、米軍の都合だけではないことがリアルに迫ってきている。自衛隊による、外国軍を含めた共同演習の狙いを考えれば、今回の機動隊の行動は、この大規模演習を想定した北部やんばるの封鎖演習に見える。

 「負担軽減」がアピールになるというマジックワードは、沖縄ではこの20年で賞味期限が切れた。いまさら「半分返還」程度で感謝されると思い込んでいるのは、@@の####くらいなものだ(伏せ字箇所にはあなたの好きな言葉を入れて下さい)。いまだに「沖縄の負担軽減」という語をよすがに、SACOの亡霊に囚われているのは誰だ?

20160720

訓練場を後回しにする基地返還構想はかなりマズイ

阿部小涼「”市民としての不服従”をつらぬく高江」『週刊金曜日』1062号(2015年11月6日)30ー31頁

 高江についてまとまった記事というのは、あまりないので、昨年の記事を了承を得てアップします。お役立て下さい。

 挿入されている地図には、大変残念なことに1996年SACO合意で米軍に提供された宇嘉川河口と訓練水域が抜けていました。文章中では上陸訓練の危機感について触れられていますが、これを理解するために重要ですので、補足しておきます。GoogleMapでつくった「高江ヘリパッドいらないMAP」で確認することが出来ます。
 北部訓練場のヘリパッド建設をなぜ阻止すべきなのか、辺野古と同じ、でも辺野古と違う、訓練場に固有の重大性があります。抗議阻止行動を、普天間=辺野古の延長線上にのみ、考えていると、見失う論点もあろうかと思います。
 議会政治が、北部訓練場について考え論じ始める切っ掛けになればと願います。

※『週刊金曜日』当該号のバックナンバー目次は以下からご覧下さい。
http://www.kinyobi.co.jp/tokushu/001838.php


非暴力直接行動のコツについて考えてみたメモ

 沖縄の地名も知らない都道府県警が、「検問」しているらしい。「冷静にね」との呼びかけ、とても大切なのでこちらにも紹介する。

●「仲間が来ますので、警察の嫌がらせにパニックにならないよう落ち着いて」
辺野古浜通信「高江で行われている福岡県警、北海道警等による検問について」2016年7月19日

●「むしろ、このタイミング、この場所で行っている検問は、客観的事情からして表現の自由や抵抗権の行使を萎縮させるとともに、その行使者が誰であるかに関する情報を収集するという、違法な目的で行われている、と見るのが自然でしょう」
南山法律事務所コラム「高江の自動車検問について」2016年7月19日


これを読みながら、「非暴力直接行動」には、こうした自主的な動きがつくる力が欠かせないなと思った。パニックこそは当局が歓迎する状態だろう。そして、「大衆」はすぐパニックに陥ると見るのが、警察権力を行使したくてたまらない「当局」の思い込みだ。

 非暴力直接行動は、命令や号令で統制されなくても、パニックを招かない。パニックを利用しない。警察や軍隊の方法とはまるで違う世界なのだ!

 と、威勢良く言ってみたものの、さて。英語文化圏はマニュアルとかガイドラインが好まれるので、"Non Violent Direct Action"とかキーワード検索すると、長大なマニュアルがネットに沢山溢れていました。これをそのまま教科書みたいに学習するのは、まったく高江の空気にピタッと来ない。

 そもそも、今、まさに局面を迎えている現場で「学習会」という温度ではない。

 それでも、なにか手がかりがあれば、もっと沢山の人たちが、この非暴力のための連携に加われるのではないか、と思った。動きながらコツを得て、次につなげる、高江らしい非暴力直接行動。上からの決定・命令を待つのではない、グラスルーツな動きが、全体を動かすようになるには、どんな工夫が必要だろうか。ということで、高江で実践できそうな、非暴力直接行動のコツについて考えてみたメモ。

●コレクティブ:集まる、共にある「ピープル」の行動が力になる
−その場の即興グループをつくろう。例えば一日単位で、たまたま一緒になった人たちがチームを作って、どんな動きをするか意見交換しておこう。
−即興グループは、別に誰に指示されなくとも生まれるその場のノリ、なのだ。バラバラの個人参加が、当局の圧力の前でバラバラにされない工夫になるだろう。
−たった一人で行動せざるを得ないときでも、支える仲間の存在を信じられる、これ大事。
−全体を調整している人たちと繋がる。電話・メール・ライン・クチコミ、何かしらの方法で繋がっている人がグループにひとりいるとOK。あるいはお隣グループとの連携で。正確で信頼できる情報は、不安を取り除き、大らかな気持ちでいられる。
−予め、当局がどんな風に迫ってくるか想定し、想定問答などしてみる。シチュエーションを演じておくと、ちょっとバカバカしい気持ちになるが、これが案外、現実に直面したときに客観的・冷静になれるコツでもある。試してみて損はない。
−「非暴力」とは具体的にどういうことか、何をすることか、何をしないことか。この小さな即興グループで話してみる。
−終わったらすぐに解散してよいのが即興のよいところ。翌日、グループが入れ替われば、経験を共有して次に活かせる。こんなグループが毎日あちこちで生まれていくのが、いいんじゃないだろうか?

●調整役:統括、指揮よりも調整を。
−集まった小さなグループの自由で自主的な動きには、全体を見渡しながら行動を調整する聞き役・相談役の存在が重要。地の利のある人、機動力を持っている人、大きな組織と繋がっている人は、最前線でガンガン行動できる人でもあるが、調整役に徹する日もつくって見よう。
−グループに情報提供し、今、全体ではどんな行動が求められているか、アイディアを提案し、協力を求めよう。
−調整役がグループの間を廻る血液循環の役割を果たしていれば、現場が拡散しても何の不安もない。信頼の基盤が出来る。

●リーガル窓口
−大きな組織、力のある組織は法律対策・救援担当、リーガル班を設置しよう。有象無象の小さなグループへも電話など連絡先が行き渡る工夫を。

●自分たちのメディア
−弾圧の現場を記録し、私たちの正当性を支えるメディアの存在は力になる。
−テクニックや機材(大袈裟でなくとも)の条件など、「自分たちのメディア」役に向いている人は、積極的にこの役割を担って欲しい。
−当局の盗撮する目ではなく、参加者がのびのびと行動するための見守る目になろう。
−どのカメラが「自分たちのメディア」なのか、判る工夫があるといいね!

●話し合う
−全体から最小グループまで、とにかく話し合うことがキモ。
−話し合うと時間がかかる。それでも話し合う。
−話し合いを短時間でまとめるよう、参加者同士が協力することがカギとなる。
−話し合いの時間は、上意下達、重要人物のスピーチの時間ではない。心ゆくまで語らう時間ではない。具体的な行動についての話し合いと確認に徹するよう、心得てみる。

取りあえず、今日はここまで。
みんな、明日も大いにやろうではないか!

参考:UK Feminista, “Action Toolkit”
http://ukfeminista.org.uk/wp-content/uploads/2012/03/NVDA-guide.pdf









20160717

An Introduction to sit-in Takae 高江座り込み初めてガイド2016

高江が緊急です。いま、この時にも、24時間フル回転で、沢山の人の座り込み参加を求めています。
緊張するときこそ、現場の空気をのびのび大らかにするのは、初めて参加する人びとの存在です。
誰にでも初めての時がある。
いつでも初めての人がいる。

そこで、今年も書きました。
合意してないプロジェクト
「たかえたいへん!たかえをまもれ!初めての座り込みガイド」(2016年7月版)
→さっと見リンク[住民の会情報] [ココロとカラダの準備] [持ち物の準備] [アタマの準備] [現場に着いたら] [逃げる・嫌だ・サボる] [SNSと座り込み] [ハラスメントについて]

Voice TAKAE 高江の声になって下さい!

[English appears after Japanese part]

高江は人口150名の小集落です。
そこに日本政府は1000名もの機動隊をさし向けました。
これは征服・制圧と言うほかありません。
出発できる人は、どんどん高江に向かっています。
これから高江に向かう計画を立てている皆さん、
すぐに現地に行けない皆さん、
どうか、高江の声になって下さい。
日米政府に抗議を、沖縄に応援を、電話、FAX、ツイッターなど皆さんの得意な方法で!

(1)日本政府とその代理機関に厳しく抗議を!
●沖縄防衛局 TEL 098-921-8131 FAX 098-921-8168
●防衛省 TEL 03-5366-3111 FAX 03-5261-8018 
コメントフォーム https://sec.mod.go.jp/mod/goikenshinsei/goikenbako/index.html
●内閣官房 03-5253-2111 
コメントフォーム https://www.kantei.go.jp/jp/forms/cas_goiken.html
●警察庁 TEL 03-3581-0141(代表)
●沖縄県警 TEL 098-863-9110 opinion@police.pref.okinawa.jp
(※警察に対する意見相談の宛先です。緊急通報ではありません。)

(2)米国政府と米軍に抗議を!
米国が「ごめん、いらない」「沖縄を返す」と言うべき。他人事は許されない。
●在日本米国大使館
キャロライン・ケネディ公式アカウント
https://twitter.com/carolinekennedy
●在沖縄米国領事館
http://www.facebook.com/U.S.ConsulateGeneralNaha
https://twitter.com/usconsulatenaha
●在日米軍司令部
https://twitter.com/USFJ_J
在日米海兵隊
https://twitter.com/mcipacpao/

(3)沖縄が国と対峙できるよう世界中からの支持と応援メッセージを!
沖縄県知事
TEL:098-866-2460 FAX:098-869-2470
kouhou@pref.okinawa.lg.jp
〒900-8570 (郵便番号だけでもOKみたい)
沖縄県那覇市泉崎1-2-2 知事公室

東村役場 TEL:0980-43-2201 FAX:0980-43-2457
国頭村役場 TEL:0980-41-2101 FAX:0980-41-5910

(4)「オール沖縄」「島ぐるみ」会議に高江のヘリパッド反対行動と決議の要請を!
オール沖縄会議
http://all-okinawa.jp/
https://twitter.com/all__okinawa
島ぐるみ会議
https://www.facebook.com/shimagurumi
https://twitter.com/shimagurumi

[English]
Takae, Okinawa is in a state of emergency.
Japanese government sent as many as 1000 riot police from main land Japan to overwhelm protesters of Takae, the tiny district of 150 residents, where the government forcibly push the construction of landing zones ("helipads") in the U.S. Marine Corps Northern Training Area for more than 10 years.
We need your voice of the global support to confront with our government.
Any language will be welcomed!
Voice TAKAE!

Tips: Search "free fax international", and you can find a service on the internet. FAX still effective for the public offices. Let's step forward from hush tags to our real world!
Knowledge: You can read a brief story in 2011 in English here.
"Save Takae! Voice your opposition" in Okinawa Outreach blog.
http://okinawaoutreach.blogspot.jp/2011/11/save-takae-voice-your-opposition-to.html
Images: you need images to understand? just try the local newspaper site,
Okinawa Times articles on the category of "Takae"

(1) Anytime, many times, addresses for protest
●Okinawa Defense Bureau
 TEL +81-98-921-8131
 FAX  +81-98-921-8168

●Ministry of Defense
 TEL +81-3-5336-3111
 FAX +81-3-5261-8018
 Web Comment Form  https://sec.mod.go.jp/mod/goikenshinsei/goikenbako/index.html

●Cabinet Secretaruat of Japan
 TEL +81-3-5253-2111
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/cas_goiken.html

(2) Say "Give it up and release Okinawa" to the U.S. government!
●US Embassy in Japan
http://japan.usembassy.gov/
●U.S. Ambassador to Japan, Caroline Kennedy, official twitter account
https://twitter.com/carolinekennedy
●US Consulate General Naha
http://naha.usconsulate.gov/
FB:  https://www.facebook.com/U.S.ConsulateGeneralNaha
tw:  https://twitter.com/usconsulatenaha

(3) Show your strong support to Okinawa from all over the world!
●Secretariat of the Governor of the Okinawa Prefecture
TEL: +81-98-866-2460 FAX: +81-98-869-2470
e-mail: kouhou@pref.okinawa.lg.jp
Postal Address:
 Governor, Mr. Onaga Takeshi
 Izumizaki 1-2-2, Naha City,
 Okinawa  zip 900-8570 JAPAN

●Higashi Village office
TEL: +81-980-43-2201 FAX: +81-980-43-2457
●Kunigami Village office
TEL: +81-980-41-2101 FAX: +81-980-41-5910
(U.S. Marine Corps Northern Training Area is located over both Villages.)

20160715

Access TAKAE 高江に行こう!でもどうやって?

よし、高江に行こう! でもどうやって・・・σ(‥)?
というあなたのための、アクセス方法をまとめました。
さっと見リンク
→[■車がない場合][■車で行く場合
→[バス情報][給油所情報][高江共同店][コンビニ情報

■車のない人は・・・(おもに那覇から出発する人を想定)
(1)辺野古・高江カー(by平和市民連絡会)
朝出発して、夜までに那覇に戻ることが可能です。
利用方法と毎月の予定は、前月末頃に発表されます。次のサイトなどが毎月の情報をアップデートするのでチェックしてみて。
平和市民連絡会 http://www.jca.apc.org/heiwa-sr/jp/
やんばる東村高江の現状blog http://takae.ti-da.net/
合意してないblog(このサイトです)http://www.projectdisagree.org/ 
→例えば2016年7月の日程はここ

20160712

GO! GO! TAKAE 7月の辺野古・高江カー情報

7月の辺野古・高江カー情報です。
これは平和市民連絡会によって続けられている、座り込み現場へ人を送り届ける支援です。ご利用の際は必ず末尾の注意事項に沿って下さい
---
1日(金)7時 嘉手納→辺野古・高江
5日(火)8時 辺野古
6日(水)8時
7日(木)8時
9日(土)8時
11日(月)8時 辺野古
12日(火)8時 辺野古
13日(水)8時 辺野古
14日(木)8時 辺野古
15日(金)8時 嘉手納→辺野古・高江
19日(火)8時 辺野古
20日(水)8時
21日(木)8時
22日(金)8時 嘉手納→辺野古・高江
25日(月)8時
26日(火)8時 辺野古
27日(水)8時
28日(木)8時
29日(金)8時 嘉手納→辺野古・高江
30日(土)8時 辺野古
---
1.上記は那覇インター前バス停の出発時間です。
 その他の高速道路内バス停での乗車も相談できます。
2.定員は3名。希望者は、必ず事前に下記までご連絡ください。
 080-1782-6598(城間)
 090-2712-6486(長嶺)
3.同乗者の希望により高江・辺野古まで行きますが、「辺野古」と書かれているものは辺野古限定です。毎週金曜日の嘉手納ゲート前行動への参加の場合もあります。
4.沖縄平和市民連絡会では、この行動の定期化のためカンパを募っています。
ゆうちょ銀行
(口座番号) 01710-5-88511
(加入者名) 平和市民連絡会
通信欄に「辺野古・高江行きカンパ」と記入してください。
---


最近の高江報道のまとめ



高江についての最近の新聞報道へのリンクをまとめました。
まずは知ることから!の人にも。
抗議する材料が必要な人にも。
長い座り込み時間のお供にも。
ご活用下さい。

<選挙明けた朝6時に強行!の7月11日報道>
「東村高江、作業車次々中へ ヘリパッド工事に向け 住民ら機動隊ともみ合う」『琉球新報』電子版2016年7月11日 10:01。
「高江ヘリパッド工事再開の動き 米軍北部訓練場に工事車両入る」『沖縄タイムス』2016年7月11日 10:05
「翁長知事「不意打ち、県民欺く」 ヘリパッド工事再開に強い不快感」『琉球新報』電子版2016年7月11日 13:22
「翁長沖縄知事「不意打ち的だ」と批判 高江ヘリパッド資材搬入で」『沖縄タイムス
2016年7月11日 12:41
「東村高江ヘリパッド工事再開か」QAB(琉球朝日放送報道制作部)ステーションQ2016年7月11日 11時56分

<これまでの経過報道>
『沖縄タイムス』「高江ヘリパッド」:このリンクから、高江に関する過去の記事が一覧できます。
 こうして一連の報道を時系列で眺めると、国が高江を、「辺野古問題」駆け引きのカード、交渉道具のように都合良く扱おうとしてきたことが、見えて来ます。そして、高江ヘリパッド問題をめぐって沖縄の「分断」工作ができると思い込んでいる、高江の運動をその程度にしか考えていないことも透けて見えます。60年間も訓練場と隣り合わせの暮らしを強いられてきた住民の声の矮小化、人権の軽視に他ならない。
 地域や運動が分断されるかどうかは、私たちが考えること、決めることです。簡単に操作できると思い込んでいる上から目線の人たちには、地に足を付けた人びとの足腰とガマクの強靱さは、残念ながら見えないのでしょう。

■『琉球新報』からは、今年に入ってからの関連する報道をピックアップして並べてみます。
<直前の高江の状況>
「高江着陸帯 反対住民に撤去指導 県、強制措置「検討せず」」『琉球新報』2016年6月29日 11:25

<現実になっている高江のオスプレイ被害>
「オスプレイ3機、高江で同時訓練 県道沿いで急降下」『琉球新報』2016年6月17日 05:02
「オスプレイ夜間訓練影響、東村が児童の出欠状況調査へ 高江区長が要請」『琉球新報』2016年6月27日 17:58
「児童生徒の出欠調査へ オスプレイ騒音 東村方針」『琉球新報』2016年6月28日 11:21
高江小中、オスプレイの低周波基準超 ヘリパッド運用が影響『琉球新報』2016年3月25日 05:03

<「高江」「ヘリパッド」に関する翁長県政の見解>
「高江着陸帯、容認せず 翁長知事、初の見解」『琉球新報』2015年12月8日 05:01
「高江着陸帯でも応酬 知事、防衛相に建設容認しない立場強調」『琉球新報』2016年3月28日 05:04
「翁長知事「不意打ち、県民欺く」 ヘリパッド工事再開に強い不快感」『琉球新報』電子版2016年7月11日 13:22

20160711

TAKAE necesita tu ayuda urgente!

Takae está en estado de emergencia desde la mañana del 11 de Julio. Se están agrupando camiones con material de construcción para la base militar de Estados Unidos, acompañados de la policía antimotines. Esto significa que se va a reanudar la construcción de los helipuertos para aeronaves como los helicópteros Osprey.

La gente de Okinawa ha demostrado de nuevo su oposición a la presencia de las fuerzas militares de Estados Unidos en Okinawa, así lo ha demostrado las recientes elecciones nacionales. Al día siguiente de las elecciones, el gobierno central de Japón ha decidido contraatacar a Okinawa en el pequeño distrito de Takae, en donde viven 150 personas, las cuales han estado lidiando con este problema de seguridad nacional desde el año 1996.

¡Las personas de Takae claman por tu ayuda!
¡Comparte nuestra voz de “No Osprey, No a los helipuertos en Takae, Okinawa”!
¡Haz que tu voz sea escuchada por los gobiernos de Estados Unidos y Japón!

En el siguiente enlace, hay una breve historia en inglés del movimiento No a los helipuertos en Takae: Voice of Takae (English/ PDF) http://nohelipadtakae.org/files/VOT-english2013Oct.pdf

Revisa también nuestro blog: Sociedad de Residentes No a los Helipuertos en Takae http://takae.ti-da.net/
 (Google translate y un poco de imaginación pueden ayudarte a entender este importante tema :-))

Versión Revisada: 11 de julio, 2016
Gracias a la cooperación: Pedro san

SAVE TAKAE! Emergent Call from TAKAE

SAVE TAKAE!
Emergency Call from TAKAE

    Takae is in a state of emergency from the morning of 11th July, when the dump trucks for the U.S. base facility construction suddenly gathered at the site with the Okinawa riot police. It means that the Japanese government attempts to resume the construction of the helipads i.e. "Osprey pads" in the Northern Training Area.

    The people of Okinawa have demonstrated again and again the dissent voice about the presence of the U.S. armed forces in Okinawa. They did so in the massive rally of 65,000 in June –the largest in two decades – as well as in the local results of recent national legislative elections, where Okinawa’s antimilitary candidate triumphed.
     And the day after the national elections, the Japanese government restarted its backlash in Okinawa beginning from the tiny district of Takae, where 150 residents have been confronted with this national security issue since 1996.

 Takae is calling for your help!
 Share our voice of "No Osprey, No Helipads in Takae, Okinawa!".
 Let your voice be heard to the U.S. and Japanese governments!

No Helipad Takae's brief history in English is here: Voice of Takae (English/ PDF)  http://nohelipadtakae.org/files/VOT-english2013Oct.pdf

Check out the blog: No Helipad Takae Resident Society  http://takae.ti-da.net/ 
(Google translate would work somehow, with your imagination as the grassroots people. :-)

Revised on July 14, thanks friends for comments!

高江緊急!高江をまもれ!



●ヘリパッドいらない!座り込み10年目を迎える高江に、機動隊、工事車両が押しかけている。
●選挙が終わった途端に、高江から叩き潰そうとする、日本政府のやり方。
●沖縄の相次ぐ選挙結果は、20年の辺野古・高江の反対する民意が示した到達点。
●現場に行こう。現場を創ろう。