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20120821

8月22日ヘザーさんと沖縄が出会う会


OOって略すと、なんのことだか判らなくなってしまうな、Okinawa Outreach企画のお知らせ頂きました。関連してイベント紹介の記事ふたつもアップされているこちらも参照されたし。



日時:2012年8月22日(水)午後 1:00 ~ 16:15(12:45開場)
場所:沖縄大学 本館 同窓会館

入場無料
プログラム:
第1部 ドキュメンタリー映画『沈黙の春を生きて』(2011年)上映
第2部 ヘザー・バウザーさんのトーク
     Q&A・市民との対話
   
主催:ピース・ボート/沖縄大学
共催:Okinawa Outreach 
連絡先:ジョン・ミッチェル:ジャーナリスト、ピースボート本プログラ
ムリーダー jon.w.mitchell[アットマーク]gmail.com
河村 雅美(Okinawa Outreach)日本語の問い合わせはこちら
mamikw[アットマーク]nifty.com、 070-5482-0084


 この夏、ピースボートの「枯れ葉剤特別スタディプログラム」の船が
8月24日に東京を出航し、ベトナムのダナンに向かいます。

 この船では、枯れ葉剤被害者の2世のヘザー・バウザーさんが
プログラム・リーダーを務めます。ヘザーさんは、米国政府から
救済を受けられていない、帰還兵の子どもへの枯れ葉剤の影響に
関する関心を高めるために声をあげ、「ベトナム戦争退役軍人の
子ども健康同盟(COVVHA)」を共同でたちあげました。
またベトナムと米国の枯れ葉剤被害者をつなぐ役割も担ってきた方
です。

 ピースボートのベトナムへの出航前に、ヘザーさんが、退役兵の証言を集め、
沖縄の枯れ葉剤問題について精力的に取材を続けている ジョン・ミッチェルさんと
沖縄を訪れることになりました。

 退役兵と沖縄をつないだジョンさん、米国の退役兵の子どもたちベトナムと米国を
つなぐヘザーさんと沖縄が出会う機会となります。戦争が環境や人体に世代を超えて
長く遺す深い爪痕、ベトナム戦争のそれぞれの地域においての意味、枯れ葉剤を
通じての正義を求める闘い、そしてそこから見える希望など、ともに考える時を
共有した
いと思います。
 
□ ピース・ボート「枯れ葉剤特別スタディプログラム」(英語)
  Travel to Vietnam with Peace Boat -Special Agent Orange Study Programme

□ ドキュメンタリー映画『沈黙の春を生きて』
 1962年にレイチェル・カーソンが著した『沈黙の春』は、当時隆盛を誇った農
薬の危険性を予言し、DDTが禁止されるきっかけとなった。
 一方、その頃ベトナムでは、ジャングルにひそむゲリラの隠れ場所をなくすた
め、米軍による枯葉剤散布がはじまった。枯葉剤は農薬と同じ成分を持つが、
人体や自然環境に多大な影響を及ぼす、猛毒のダイオキシンが含まれていた。
 当時のアメリカ政府が「人体に影響がなく、土壌も1年で回復する」と説明し
ていた枯葉剤は400万人のベトナム人に直接散布され、その被害は戦後 35年を
経たいまも続く。当時ベトナムに駐留していた米軍兵士も枯葉剤を浴び、
帰還兵の多くがいまだにその影響に苦しんでいる。被害は彼らの子供 や孫の世代
にまで及ぶ。
 帰還兵の娘、ヘザーは片足と指が欠損して生まれた。父の戦場であったベトナ
ムを訪ねたヘザーは、
両国の被害者が繋がっていくことの大切さに気づく。
 本作は、枯葉剤の刻印を背負ったベトナム・アメリカ、双方の子供たちの困難
と勇気を描き、レイチェル・カーソンの予言的言葉に再び耳をかたむける ことの
大切さを訴える。

□ Okinawa Outreach
 沖縄のことについて多言語発信を行っているグループ・ブログ Okinawa
Outreach を運営。
FacebookグループOkinawaOutreach を運営 運営者は枯れ葉剤問題にお いて
は、沖縄の
枯れ葉剤に取り組む退役軍人グループFBグループAgent Orange Okinawaとのコン
タクトを務め、
沖縄の枯れ葉剤の取り組みの状況を退役軍人に伝えている。