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20170829

お盆、そして9月の辺野古・高江カー情報

旧盆期間は前後の一日を併せ、作業は休み。よってゲート前行動も休みとの連絡が辺野古から届きました。

那覇発辺野古行きバスも以下はお盆休みです。
9/2(土)、9/4(月)、9/5(火)、9/6(水)

夏の夜空にグレイトフルデッド雲。なんだか嬉しくなってしばらく眺めていたので、写真を撮ったときには、もう、少し違うかたちになっていました。「踊ってるんじゃないよ、前に進んでいるんだよ」ということなのでしょう。

さて。お待たせしました。平和な市民のカー情報です。
【9月の辺野古・高江カー情報】

沖縄平和市民連絡会は、高江・辺野古への支援行動を行うために「那覇島ぐるみ会議」や「オール沖縄那覇の会」と協力して「月曜日から土曜日」まで大型・中型の貸切バスを出すことになりました。乗用車による送迎はありません。また旧盆中9/2~9/6は運行しません。

【高江】毎週木曜日のみ県庁前7時発があります。
希望者は、運転手と乗り場と時間を具体的に決めてます。
城間(080-1782-6598)、長嶺(090-2712-6486)まで電話ください。

【辺野古】(行きたい曜日を確認して下さい)
■ 月曜日:平和市民連絡会の中型バス
行:県民広場 8時半受付⇒9時発~高速経由辺野古座り込み現場へ。
帰:第2辺野古バス停16時発~高速経由県民広場17時半到着予定。
申し込み順に乗車します。那覇インターでの乗車可能。

■ 火曜日:オール沖縄那覇の会の大型バス。
行:県民広場 8時半受付⇒9時発~高速経由辺野古座り込み現場へ。
帰:第2辺野古バス停15時半発~高速経由県民広場17時到着予定。
申し込み順に乗車します。

■ 水曜日:6時発 平和市民連絡会の大型バス。
行:県民広場 6時発~高速経由辺野古座り込み現場へ。
帰:第2辺野古バス停16時発~高速経由県民広場17時半到着予定。
**事前予約が必要です。
乗希望者は、城間(080-1782-6598)、長嶺(090-2712-6486)まで電話ください。(水曜日は、6時発と9時発の2台あります。)

■ 水曜日:9時発 島ぐるみ会議の大型バス。
行:県民広場 8時半受付⇒9時発~高速経由辺野古座り込み現場へ。
帰:第2辺野古バス停16時発~高速経由県民広場17時半到着予定。
申し込み順に乗車します。

■ 木曜日:平和市民連絡会の中型バス。
行:県民広場 8時半受付⇒9時発~高速経由辺野古座り込み現場へ。
帰:第2辺野古バス停16時発~高速経由県民広場17時半到着予定。
申し込み順に乗車します。那覇インターでの乗車可能。

■ 金曜日:平和市民連絡会の中型バス。
行:県民広場 8時半受付⇒9時発~高速経由辺野古座り込み現場へ。
帰:第2辺野古バス停16時発~高速経由県民広場17時半到着予定。
申し込み順に乗車します。那覇インターでの乗車可能。

■ 土曜日:6時発 平和市民連絡会の中型バス。
行:県民広場 6時発~高速経由辺野古座り込み現場へ。
帰:第2辺野古バス停16時発~高速経由県民広場17時半到着予定。
**事前予約が必要です。
同乗希望者は、城間(080-1782-6598)、長嶺(090-2712-6486)まで電話ください。(6時発と9時発の2台あります。)

■ 土曜日:9時発 島ぐるみ会議の大型バス。
行:県民広場 8時半受付⇒9時発~高速経由辺野古座り込み現場へ。
帰:第2辺野古バス停16時発~高速経由県民広場17時半到着予定。
申し込み順に乗車します。


【カンパを募っています】平和市民連絡会では、この行動の定期化のため、カンパを募っています。
ゆうちょ銀行
口座番号 01710-5-88511
加入者名 平和市民連絡会
通信欄に「辺野古・高江行きカンパ」と記入してください。

Web振り込み利用のばあいは
ゆうちょ銀行
店名 一七九店 (イチナナキュウ店)
口座番号 0088511

Okinawa EJP海を渡る、の巻

ヤンバルクイナ氏が食い入るように見つめているのは『琉球新報』2017年8月24日第2面。高江で製作した横断幕が、太平洋を越えて米国の生物多様性センターに届いたというニュースだ。「ノグチさんにもお知らせしなくては。みんな忘れていないし、つながっている。ジュゴン氏の裁判も再び息を吹き返した」とクイナ氏は語る。
 クイナ氏がノグチゲラ氏の名前を挙げながら指摘したのは、遡ること14年以上前のひとつの声明文のことである。米国の自然保護活動の拠点であるこの生物多様性センターは、すでに2003年には「ノグチゲラを保護せよ」との声明を発した組織だ。

「希少なオキナワ・ウッドペッカーが唯一の住処とするのは、沖縄島の北部ジャングル、日本におけるエコロジーや文化を象徴する場所のひとつだ。ウッドペッカーはつがい数が少なく絶滅の瀬戸際にあるが、これは森の住処の破壊が続いていることが主たる原因なのだ。本種を危機に晒している火急の脅威のひとつは、日米合同の軍事訓練基地のためにウッドペッカーの暮らす最良の森を伐採するという計画だ
 当センターは、絶滅危惧種法による保護の拡大を通じて、絶滅の危機にあるこの鳥のために闘っている。本種は、四半世紀以上にわたり、米国魚類・野生生物局が定める候補リストに留まったままだ。当センターは、この鳥のため実際の行動を起こすよう局に求める2件の訴訟を行っている。また、新たなヘリコプター着陸帯と道路を敷設するため森の伐採を要求する米軍の提案は、オキナワ・ウッドペッカーの主要な棲息域を脅かすものであり、我々は地球上で唯一無二の、生態系的に重要なやんばるの森を守ろうと行動している。」http://www.biologicaldiversity.org/species/birds/Okinawa_woodpecker/(生物多様性センターWebより。翻訳と強調はGPによる)

 「オキナワ・ウッドペッカー」とは、ノグチゲラのこと。米国の絶滅危惧種法(Endangered Species Act)で指定される種に加えるべく検討が続いている「待機リスト」20種のなかのひとつが、このノグチゲラなのだ。
 生物多様性センターだけではない。世界遺産の認定審査に関与する国際自然保護連合(IUCN)は、2000年以来、繰り返しジュゴン、ノグチゲラ、ヤンバルクイナの保護を日米に勧告してきた。IUCNのレッドデータで、ノグチゲラは「深刻な絶滅危惧にある」という分類だ。その脅威の原因として、米海兵隊の新たな着陸帯建設が指摘されている。

 2016年、依然としてノグチゲラは候補リストに上がったまま、というのが米連邦議会の報告(官報)に出ていた。日本政府は、無計画な森の破壊のために数十億という税金を注ぎ込むいっぽうで、「世界遺産」の名に恥じぬよう、米国の種の保存法にもノグチゲラが登録されるための取り組み、調査と啓発と保護のための効果的な予算を投じることはなかった。
 そのような日本政府に、大切な森の保護を委ねることなどできない。「米軍は世界遺産登録の邪魔をするな!」の横断幕は米国に渡って、米国市民から直接、米軍と米国議会に訴えるよう、呼びかける役割の一端を担った。
 生物多様性センター声明の言う四半世紀とは、米国魚類・野生生物局が絶滅危惧種法への追加指定を検討せよとの意見書を受けた1980年からの年月を指していた。それからさらに14年。米軍のために森が切り裂かれ、オスプレイの配備で脅威は現実となった。ニンゲンの家族には転居を余儀なくされるものも出て来た。ノグチゲラ氏、ヤンバルクイナ氏の声はついに届けられるか。「正念場はこれからも続く。だが希望も続いている」。クイナ氏はそうtweetした。





20170812

合意してない沖縄環境正義プロジェクト@高江やりました

8月6日、高江のN1ゲートで「合意してない×沖縄環境正義プロジェクト」やりました。

北部訓練場の全面返還を求めず中途半端に残し、その残った森を積極的に日本政府が破壊し、世界中で人々の暮らしを破壊する米軍が訓練をしている。それを見ないふりしてフタをして切り刻んだ森の「世界遺産」目指せだなんて、ヘンだ。「知ってることが誰にも言えないことばかりじゃ、空がまた暗くなる」とキヨシも言ってた。「オトナだろ、勇気を出せよ」。

ということで、自然保護を審査するIUCNに知らせるためには、英語の横断幕でアピールだろ、という企画。

まずベースになる文字を書いた布を予め準備。アパートの部屋で横断幕製作すると、干すところがないので、カーテン代わりに。

U.S. Military must not jeopardize YANBARU forest's bid for World Heritage status!
(米軍のせいでやんばるの森の世界遺産登録が台無しになるの許さーんっ!)

赤地に黄色文字は米軍ヘリパッド看板の定番。このほか森の緑のペイント、ブラシ、使い古しの段ボール箱、ハサミなどを用意。

訪れたやんばるの森は、夏休みだし、工作するのにうってつけの日曜日。
テントには、最強な顔ぶれ。

さっそく段ボールをハサミで切り抜いてブロッコリーの森の版をつくる。もじゃもじゃ部分は、ハサミ、カッター、ペン先などで模様を付けてみた。
裏側にはガムテープで簡単な取っ手を付けて。版画やステンシルよりもさらに簡単で楽しい、段ボールスタンプの出来上がり。
台風のけーし風のなか、森の声を聞きながら、ぺたり、ぺたり。
テントに集まったおんなたちは、いずれもタンクトップ姿であり、暗黙のうちに現場で意思を通じ合い横断幕制作を遂げたことは明らかなのであります。