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20120323

3月30日ジェロニモxカクマク「レベルミュージックの断片」@G-shelter


ジェロニモレーベル × カクマクシャカ
レベルミュージックの断片

××××××××××××××××××××
2012年3月30日(金)
開場 19:30 開演 20:00
料金 1200円(1drink付)
場所 G-shelter
(国道330号線沿い・中部商業向い・バイク屋地下)
【Live】
カクマクシャカ
ジェロニモレーベル(drums:城間和広)
【Talk Session】
「抵抗とか闘いとか、今あえて語りまくる」
・ヒデヨヴィッチ上杉(ジェロニモレーベル)
・カクマクシャカ
Guest真喜志好一(建築家・辺野古アセス訴訟原告団)
Coordinator阿部小涼(合意してないプロジェクト)

3月31日新崎盛暉講演と討論@古島

平和な市民よりお誘いあり。行くべし!
---
<講演と討論会>
・とき:3月31日(土)午後2時~5時
・ところ:教育福祉会館中ホール(2階)
     (那覇市古島)
・講演
演題:「米軍再編見直しの動きと私たちの課題」
講師:新崎盛暉氏(沖縄大学名誉教授)
・講演後に討論を行います。

 今、日米両政府は2006年の米軍再編合意「ロードマップ」を見直しするとして、頻繁に審議官級の協議を開催しています。ところで、在沖米総領事のレイモンド・グリーン氏は3/19の琉球新報で相も変わらず在日米軍再編の目的は「抑止力の維持」と「沖縄の負担軽減」だと言い、沖縄に海兵隊を残す必要性については「地理的な重要性」だと言っています。「抑止力論」と「地政学論」はもはやズタズタになっているのにも拘わらず、裸の王様よろしく、これを持ち出している有り様です。また、日米両政府は国家財政が窮迫しているにも拘わらず、今回も日本に米軍再編の費用の負担をさせるために「沖縄の負担軽減」を日本国民説得のために使用してきています。このようなデマゴギーを許してはなりません。
 これから沖縄は、「アセス評価書への知事意見」「6月県議選挙」「辺野古埋め立て申請」「オスプレイ沖縄配備」とまさに「正念場」を迎えんとしています。
 このような情況下で新崎盛暉先生にお願いして、講演学習会を下記のとおり開催することにしました。周辺にも呼びかけられ、多くの方がご参加下さるよう取り組みをお願いします。

ワースト・アセス・コンテスト結果発表!

気になっていた「ワースト・アセス・コンテスト」の結果が発表されていました。
堂々の「ワースト・アセス大賞」は辺野古アセス。
そして次点(というのか?)「怒りの鉄拳賞」に高江のエセアセスがランクインしています。
当該サイトで受賞した賞状が見られます。サンゴの安部さん、元パンダの花輪さんに心からの拍手を!



ラインナップをみると激戦だったことが想像されますが、現在の重要性に立って選考されたことが、このイベントを仕掛けた試みの正当性を表していると思います。
プレゼン資料も近日にこのサイトで紹介されるとのことです。楽しみ。。。

20120322

ダーウィン続報


●「米海兵隊 豪へ循環 来月開始/軍専門誌報道、200人から」『琉球新報』2012年3月22日。


●"Troops ready to land in NT'" NT News, March 21, 2012.
http://www.ntnews.com.au/article/2012/03/21/295061_ntnews.html
ノーザン・テリトリーの地元紙にはその他の配信記事以上の情報が報道されているので以下に引用と訳を入れておきます。
But there has been some public opposition.
Greens Senator Scott Ludlam told a Senate estimates committee that increased US troop numbers in the Territory could be accompanied by a rise in sexual attacks and other violence.
He said there was decades of evidence to support his assertion.

「だが、反対の世論もある。緑の党上院議員のスコット・ルドラムは上院評価委員会に対して、テリトリーへの米軍兵士の増加は性暴力その他の暴力の増加を伴う可能性について指摘した。彼の予想を裏付ける数多くの証拠があるのだと語っている。」

●"First wave of US Marines head to Darwin," The Australian, March 20, 2012.
http://www.theaustralian.com.au/national-affairs/defence/first-wave-of-us-marines-heads-to-darwin/story-e6frg8yo-1226304540063

●"US Marines set to arrive in Australia next month," Bangkok Post, March 20, 2012.
http://www.bangkokpost.com/news/asia/285190/us-marines-set-to-arrive-in-australia-next-month

●"US Marines set to arrive in Australia next month," by Agence France-Presse, MSM Malaysia, March 20, 2012.
http://news.malaysia.msn.com/regional/article.aspx?cp-documentid=6009772

20120321

「私の村から戦争が始まる」@伊丹市AIホール5月9-10日

 非戦を選ぶ演劇人の会による朗読劇
「私の村から戦争が始まる:沖縄やんばる・高江の人々が守ろうとするもの」
5月9日(水)・10日(木)兵庫県伊丹市AI・HALL

現場の緊張、座り込む人たちの静謐さ、そこだけ時間が止まったような途絶感、それを遠く隔たったところから眺めているだけの孤独。。。フライヤーに心を打ち抜かれました。
脚本家と俳優たちが、高江の現場の大混乱と、座り込みする人々との温かな交流と、やんばるの森や鳥の声とを共にした、その先にできあがったものです。

ああ、観に行きたい。。。

明日!3月22日21時よりOAMでがれき緊急学習会の録画放映

絶妙なタイミングで必要な情報発信を画策するOAM(沖縄オルタナティブメディア)
http://okinawa-am.net/ustream/index.html
よりお知らせ頂きました。
ここへ来て突如の「がれき受入れファシズム」の発露、おかしいだろ。いまだに「一億総ナントカ」が好きな国だからなのか。そんなわけぁーない。背後でプレッシャーかけたりお金が絡んだりもつれたり、ブロックバスター的メディア戦略が動いたりしているからでしょ。
草の根から知識を学びましょう。学んだら次の人に伝えましょう。

【録画配信】がれき受け入れ問題 緊急学習会
矢ヶ崎克馬さん「放射性物質の取り扱いは、拡張すべからず・焼却すべ
からず・徹底して計測すべし!」

日時:3月22日(木)午後9時~10時30分
内容:3月17日に南風原町ちむぐくる館で開催された「がれき受け入れ問
題 緊急学習会のを録画配信。以下、その告知内容。
講師:矢ヶ崎克馬さん(琉球大学名誉教授)

---
南風原クリーンセンターで、がれきを焼いて大丈夫?
~放射能やアスベスト、PCBなど汚染物質が含まれる危険性~

東日本大震災によって東北にお住まいの方々が甚大な被害を受けました。私たちは助け合って復興を目指さねばなりません。しかしその反面、放射能や化学物 質・アスベスト等の含まれる がれき を、南風原クリーンセンターという一般生活ゴミ焼却用の焼却炉で燃やすことが可能なのか、焼却という方法が最善であるのか、検証しなければなりません。放射能等を含むがれきを焼却する危険性について、放射能が排ガスとして煙突から放出される可能性がないのか、従業員の被爆や近隣住民の被爆の可能性、核物質 が濃縮された灰をどこにどう処分するのか、そうした問題を考える必要があります。

放射性廃棄物を南風原クリーンセンターで焼却したときに、南風原、首里、地元の私達の生活や環境にどのような影響を与えるのか、琉球大学の矢ケ崎克馬先生をお招きして緊急学習会を開催したいと思います

矢ヶ崎 克馬
1943年、東京生まれ、長野県松本育ち。名古屋工業大学計測工学科卒、広島大学大学院理学研究科(博士課程)物性学専攻単位取得満期退学。理学博士(広 島大学)。琉球大学理学部教授、琉球大学極低温センター長、日本学術会議物理学研究連絡委員会委員、琉球大学学生部長、琉球大学理学部長等を歴任。 2009年3月、琉球大学定年退職。2003年より、原爆症認定集団訴訟で、「内部被曝」について証言を行う。現在、琉球大学名誉教授

「がれきに含まれる可能性のある物質一覧」
放射性物質(セシウム、ストロンチウム、ウラン、プルトニウム、トリチウムなどの核物質) アスベスト、 鉛、 PCB, カドミウム、シアン化化合物などの毒物、ヒ素など
---

日本政府へのレターfrom国連

沖縄BDから連絡あり。国連が日本政府に出した書簡の本文・訳文が公開されています。
解説付き。ぜひチェックして下さい。

国連人種差別撤廃委員会(CERD)からの日本政府への書簡(和訳)
http://okinawabd.ti-da.net/e3841753.html

今回尽力してくださったIMADRの白根さんが昨年に引き続き、人権理事会で
口頭声明に沖縄のことを言及してくれました。沖縄部分の仮訳をあげてあります。

IMADRが人権理事会の口頭声明で沖縄について言及
http://okinawabd.ti-da.net/e3841896.html

20120316

高江SLAPP訴訟不当判決への抗議声明


高江SLAPP訴訟一審の不当な判決に対し、強く抗議する。

第一に、この裁判はSLAPP訴訟として徹底的に批判されなければならない。
国という人格のない象徴的で強大な権力に、ひとりひとりの住民が個人として対峙させられた。この裁判のために当事者たちが経済的にも精神的にも重大な人権侵害の状態に追い詰められたことは、当初から多くの論者によって厳しく批判されてきた。日本における恫喝訴訟(SLAPP: Strategic Lawsuit Against Public Participation、政治参加する市民を恫喝する目的で戦略的に法廷を用いる提訴)の先鞭的事例として、充分に論議を汲み尽くすことが求められていたはずである。
本訴に先立つ仮処分申立から一貫して、法廷で国側が提出した大量の証拠の大半は全く無用のものであった。いやむしろ、高江住民と支援者の抗議行動が非暴力直接行動の信念に貫かれた市民としての正義を行ってきた事実を示す記録そのものであったと言ってよい。国側は勝訴を求めてではなく、手段として裁判を用いたことは明らかであった。
すなわちこの裁判は不当判決以前に、不当訴訟なのであり、裁判所は審理に入るのでなく未然に、即座に請求を棄却すべきであった。それが弾圧を目的として悪用される提訴に対処する唯一の方法であったはずである。それにも拘わらず裁判所は、訴訟指揮に拘泥し住民を振り回し続けた。これは人権を保護すべき法廷による重大な過失ではないか。裁判所そのものが共犯的に人権侵害に与したと言わねばならない。
その上、判決では「妨害予防請求は手段にすぎないと言うべきで、請求の内容から直ちに被告らの主張する恫喝目的がうかがわれるものではない」と述べ、手段としてのSLAPPを容認し、国に対峙する住民のおかれた社会的立場を一顧だにせず、議論を深める機会を逸したのである。

第二に、この判決は表現の自由に対する深刻な侵害として批判されなければならない。
当事者たちの抗議行動が「純然たる表現活動の範疇を超えている」との文言は、極めて表層的で閉じられた法廷的解釈論に過ぎない。そもそも表現活動とは何なのかについて人間的で社会的な理解がみじんも感じられない。本法廷が、「純然たる表現活動」をどのように定義し、その範疇とはどのように制限され得るもので、なぜ当事者たちの抗議行動はその「範疇を超えた」と言えるのか。こうした基本的な説明不在のまま、表現活動の可否を裁判所が判定に及んだことは、将来の基本的人権の侵害にもつながる非常に危険な判決であると言えよう。

第三に、この判決が当事者となった二人について判断を分けたことは、社会運動に対する驚くべき無理解として指弾されなければならない。
抗議する社会運動とは、思いを寄せる人びとの協働によって即興的に織りなされる豊かで創造的な人間の行為である。それを、限定された瞬間に切り縮め、個人によって切り分けて責任追及することが、果たして可能なのだろうか。また、協働する人びとを判決で差別化することは、社会運動がもっとも大切に守り育てている協働そのものに対する攻撃である。分断によって運動を解体させようとするのは権力の常套手段であるが、それを裁判所が発動したことに他ならない。果たして裁判所は自らがそのような地平に立って裁断に及んでしまったことを理解しているだろうか。

第四に、統治行為論について、裁判所は介入すると見せて正面から議論することなく回避した。
再三にわたって対話を促そうとした酒井良介裁判長の発言はいったい何だったのかと、今となってはその真意を疑うほかない。司法の判断には馴染まない、政治によって解決すべきとの言及は、日米安保と憲法9条との矛盾について長く法廷論争をタブーとしてきた「統治行為論」への逆説的な介入を期待させたのではなかったか。
しかし判決では、「本件訴えは、SACO最終報告に基づく北部訓練場の返還により影響を受ける地域住民との間の法律関係に関する紛争にとどまるものではなく、日米安保条約に基づき、特に沖縄県内に米軍の基地および施設等が多数存在しているという現状を背景とするものであって、司法権の行使によって本件の紛争やその背景にある社会的実体の抜本的解決を図ることができる性質のものとは考え難いが」と、非常に難解で回りくどい言い回しによる三重の留保が、その敗残の形見としてわずかに垣間見えるに過ぎない。
ここまで言い及びながら、しかし法廷が、果敢に新しい司法判断を拓くことは、ついになかった。いっぽうで、国に対話を求めた裁判長の姿勢は、たとえ三権分立が制度として成熟しているとは言い難い日本にあっても、政治による解決に、果たして司法が介入する余地があるのかという疑問も残した。権限のない領分についての発言は、高潔な動機によるものであると信じられ尊敬に値するが、徒に期待を抱かせただけに結果として酷薄であったと言わざるを得ない。

ところで第五に、この裁判は、この国における「受忍」という言葉の装置を暴露するに及んだ。
合理性のない軍事基地施設の建設に反対し正当に非暴力で抗議する住民の行為を司法の秤にかけた今回の判決で、被告の行為による不利益は原告、すなわち国が「受忍すべき限度を超える」と断罪した。驚き呆れるではないか。
沖縄はこれまで65年以上に及ぶ「受忍」を強いられてきた場所である。日米関係の峡間で「例外状態」を強いられ、権利を剥奪されてきた場所である。「受忍」とは国策に対して特定地域の住民は受忍せよとの文脈で濫用され、この国の放射能政策と日米安保政策を偏在的に押しつけられた地域が砂を噛む思いで体験してきた言葉である。ところが国については、その受忍の閾値はかくも低く設定され、裁判所がこれにお墨付きを与えたのである。

第六に、この裁判と判決は、沖縄において日本という民主主義の制度が形骸化していることを、これ以上ないほど明らかに決定づけるものとなった。
法廷には「クリーンハンズの原則」と呼ばれる信義則がある。法の保護を求める者はまず自らが法を遵守する者であることが当然求められている。夜明け前に住民の目を盗んで高江の現場に重機を運び込み、不備だらけの辺野古の環境アセスメント評価書入り段ボール箱を県庁に運び込む夜盗を特技とする沖縄防衛局は、その汚い手で、法廷の庇護を掠め盗ったのであり、那覇地裁の判決はこれを追認したのである。
施政権返還に因む数々の密約の露見、レイプ言説で表面化した官僚の支配欲望と自己決定する沖縄への憎悪、辺野古の環境アセスメントをめぐる帰趨、SACO合意の背後で隠蔽された日米軍事同盟強化の野望。選挙による政権交代や裁判による遵法闘争の幾多を積み上げても、沖縄の民意はねじ曲げられ黙殺され踏みにじられ続けてきた。沖縄において制度としての民主主義は機能不全を起こしている。この法廷はその機能不全の事例として、またひとつ歴史に記録されたということだ。

民主主義が、予め出来上がった形で存在したことはかつてない。民主主義とは、あまねく人びとがその実現を希求し市民としての権利を要求することによってのみ洗練されてきたものである。すなわち、抵抗することこそは、市民であることの表明に他ならない。

わたしたちはみなすべての「安次嶺現達」であり「伊佐真次」である。
わたしたちはみな世界のあらゆる場所における「高江住民」である。
昨日の私たちの友が、不当に法廷に引き出されたのであり、明日の私たち自身が、不実なる判決を下されたのである。

すべて抵抗する私たちは、自分の身に起こったこととして、この判決を受けとめ、歴史的経験と想像力と豊かなジンブンを手段として抗議しなければならない。


2012年3月14日
合意してないプロジェクト

賛同署名(順不同、随時追記します)
阿部小涼(琉球大学) 森啓輔 戸邉秀明(東京経済大学) 新垣誠(沖縄キリスト教学院大学) 柳田敏孝 徳田匡(東京大学大学院総合文化研究科博士課程) 東琢磨(音楽批評) 大城ひさこ(うるま市) 上原こずえ(東京大学大学院) 田崎真奈美(monaca) 當山和美(那覇市) 真喜志好一(建築家) 鳥山淳(沖縄国際大学) 堀真悟(早稲田大学大学院) 高橋進之介(オーストラリア国立大学) 平松美樹(札幌市) 村上陽子(東京大学大学院生) 田仲康博(国際基督教大学) 松田潤(一橋大学大学院) 仲渡尚史(沖縄・生物多様性市民ネットワーク) 岡本由希子(群島舎) 佐藤泉(青山学院大学) 西脇尚人(OAM 沖縄オルタナティブメディア) 内海恵美子(琉球大学) 吉里さよ(福岡市) 上間かな恵(佐喜眞美術館) 照屋勇賢(ニューヨーク) 高雄きくえ(ひろしま女性学研究所) 上村崇(シャリバリ地下大学) 岡田健一郎(学生) 児島博紀 可知亮(死刑廃止フォーラム90東京) Miyume Tanji(Australian National University) Gavan McCormack(Australian National University) 新城郁夫(琉球大学) 萩谷海(オークランド・No Nukes Action) 桜井国俊(沖縄大学) 星名宏修(一橋大学) 鍋島茂樹(広島県) 松原秀臣(名古屋市) 中村優子(失業者) 持木良太(大阪府立大学大学院生) 由井晶子(ジャーナリスト) 佐藤まきこ(大分市) 秋林こずえ(立命館大学) 森美千代(フォークパルチザン) 仲田晃子(那覇市) 芳沢あきこ(基地のない平和で豊かな沖縄をめざす会) 殿平有子(Todos Somos Japon) 北上田毅(那覇市)、北上田登久子(那覇市) 大湾宗則〈京都沖縄県人会〉 浦島悦子(ヘリ基地いらない二見以北十区の会) 我部聖(沖縄大学非常勤講師) 小池まり子(東京外国語大学大学院) 池側恵美子(大阪市・ジュゴン保護キャンペーンセンター) 土井智義(大学院生) 武市常雄(反戦老人クラブ・京都) 渡瀬夏彦(ノンフィクションライター) 高松恭則(東京都) 浜邦彦(早稲田大学教育学部) 松原康彦(三里塚決戦勝利関西実行委員会) 川口隆行(広島大学) 気賀健生(青山学院大学) 畠山照子(東京都世田谷区) 平井玄(地下大学) 西泉(沖縄大学) 田場祥子(VAWW RAC) 田場洋和(練馬・文化の会) 堀池正次郎(滋賀) 井上澄夫(北限のジュゴンを見守る会) 志茂美栄子(北限のジュゴンを見守る会) 大畑豊(埼玉県志木市) 林田力(『東急不動産だまし売り裁判』著者) 歌野敬 田中慶子 田中和恵 豊島耕一(佐賀大学理工学部教授) 大橋真司(静岡市民) 横田英明(憲法を守る市民の会・群馬) 須田稔(立命館大學名誉教授) 青木茂(万人坑を知る旅) ぅきき(台湾師範大学) 木村厚子(岐阜県) 安次嶺美代子(宜野湾市) 伊佐由貴 友寄元樹(R大生) 東金嶺しおり(石垣市) 百次智仁(大学院生) 平安名健吾(琉大生・浦添出身) 知念勝美(高校教諭) 金城勇作(琉球大学生) 新城綾子(小学校教員) 宮城晴美(大学非常勤講師) 増田博光 寺尾光身(八潮市、元理系教員) 豊島幸一郎(茨木市) 太田光征(「平和への結集」をめざす市民の風) 石川治子(カトリック修道女) 橘優子 沖道子 山田正行(大阪教育大学) 岩村義雄(神戸国際キリスト教会) 田口卓臣(宇都宮大学) 相沢緑(東京都) さとうなおみ(市民自治フォーラム・品川主宰) ヒデヨヴィッチ上杉(ジェロニモレーベル) 森田彦一(練馬・文化の会) 郡島恒昭(浄土真宗僧侶) 武藤一羊(横浜市) 吉田魯参(仏法山禅源寺) 横原由紀夫(東北アジア情報センター) 佐藤明子(“人間と性”教育研究協議会) 木村まり(東京都) 河内謙策(脱原発の国民投票をめざす会) 吉岡滋子(柏市民) 外山理佳(東京都三鷹市) 水谷明子 石原俊(明治学院大学) 松田秀代(沖縄の高江・辺野古につながる奈良の会) 浅田明(宝塚市) 利元克巳(広島) 仲築間卓蔵(マスコミ九条の会) 野村修身(工学博士) 鈴木香織(千葉県) 倉島嘉子(東京都) 渡真利哲(BOOKS Mangroove) 田村隆幸(奈良県奈良市) 小池洋子(嘉手納.普天間.沖縄一坪反戦地主) 花輪伸一 大木晴子(明日も晴れー大木晴子のページ) 星埜 恵(早稲田大学文化構想学部) 谷野隆(アジェンダ・プロジェクト) 宮平杏奈 (台湾在住・大学院生) 野瀬吉夫(沖縄ファンクラブ・赤穂) 伊藤勝久(名古屋市民・元研究職技術者) 大田垣隆(小牧市) 清宮有加(千葉県印西市) 今岡良子(大阪大学) 垣内 成子(東京都杉並区) 川島健次(全石油昭和シェル労働組合) 吹野壱千百(ふきの編集事務所) 川田豊実(日本ジャーナリスト会議) 加藤剛(日本ジャーナリスト会議) 近藤 一朗(ゆんたく高江) 岡田有生 弥永健一(北限のジュゴンを見守る会・埼玉県) 橋野高明(同志社大人文研研究員・日本キリスト教団牧師) 米澤鐡志(反戦老人クラブ・京都) 三宅征子(東京・調布市) 吉田裕(大学院生) 許雅紅(台灣海筆子) 荒木田文除唯(京都市) 石下直子(子どもの未来を望みみる会) 秋山宣子(日本基督教団) 阿部智子(北九州市) 小寺隆幸(原爆の図丸木美術館、京都橘大学) 百枝明彦(京都市) 西川雄二(辺野古・普天間に基地はいらない高松行動) 崎浜盛喜(奈良-沖縄連帯員会) 仲田教人 謝花悦子(伊江島 わびあいの里) 高橋昌弘(東村高江区) 南北政彦(東京都日野市) 松川莉奈(琉球大学大学院生) 翁長志保子(浦添市) 高橋佐奈江(ジュゴン保護キャンペーンセンター) 浦野薫(神奈川県川崎市) 末留かおり(那覇市) 鷲尾眞由美(那覇市) 瀨長修(沖縄・生物多様性市民ネットワーク豊見城支部) 高良勉(詩人・批評家) 浅井真由美(『労働情報』・東京都) 垣内ゆきこ(読谷村) 吉岡千絵 道面雅量 宮川光世 若林千代 阿部幸恵(ヤ~ルーの会) Linda Havenstein (ベルリン)  池田鉄馬(那覇市) 福永コースケ(みん宿ヤポネシア) 福永きょうこ(みん宿ヤポネシア) 玉城智子 小牧みどり 吉田良平(台湾、輔仁大學) 望月真理(東京都) KEN子(クラップハンズ@沖縄) 鋒山謙一(浦添市) DON弥五郎(山口県・レゲエDJ) 高濱早詠 武内俊明(沖縄県名護市) 佐藤康司(名護市) 玉那覇ももこ(台湾在住、大学院生) Chen I-chin(台湾、大学院生) 平良妙子(琉球大学非常勤講師) 位田 かおり(岐阜)

(2012年4月27日11時現在)



【この抗議声明について】
高江SLAPP訴訟の不当判決に抗議声明をつくりました。
ご賛同下さる方は以下まで、公開可を前提にご連絡下さい。
お名前と、ご所属や市町村など、括弧書きで表記したいものあれば、上記の賛同人欄を参考にどうぞお書き下さい。
宛先 合意してないプロジェクト admin★projectdisagree.org
(★をアットマークに変更して下さい)

この声明と賛同者名は、合意してないプロジェクトWebに随時アップします。
http://www.projectdisagree.org/
また、機会を捉えて出版物、配布資料などに使用します。
どうぞよろしくお願い致します。


【ご賛同下さった皆様へ】
本当に有り難うございます。少人数でやっているので、お一人お一人の皆様へのお礼の返信は略させて頂いていますこと、この場を借りてお詫びします。
賛同のお名前と併せて頂いているメッセージは、予め公開をお約束していませんので、サイトには反映させていません。でも、ひとつひとつ大切な言葉ですので、ヘリパッドいらない住民の会の皆さんへご紹介しようと思います。


講義声明文が、以下に掲載されました。
『インパクション』184号(2012年4月)。
『けーし風』74号(2012年3月)。

20120313

3月14日、高江SLAPP訴訟、明日判決@那覇地裁

3月14日、高江SLAPP訴訟の判決

<那覇地裁判決>
13:00 事前集会 那覇地裁前広場
13:30 傍聴整理券配布
14:00 開廷〜判決

<報告集会>
15:00 八汐荘大ホール(右画像参照)
歩いて向かうラーメン好きな諸君は、
国際通りの路地or松尾消防署通り路地を入って
「琉屋」を目指すと、そのすぐとなり。 

<その後の流れは裁判所か集会で情報キャッチ>
とかって、いつものカンジであるとは思う。平日のため昼の集会参加もムズいぜ、という合意してない高江サポーターズは、想像力と応用力とクチコミ力(くちこみりょく)を地図としてたどり着け!待ってるからね。

20120310

被ばく労働自己防衛マニュアルが届いた。

明日、さまざま思いは去来する日だと思います。それなのに世界は。
済州島江汀では、グロンビ岩の破砕が強行された
イスラエル軍はパレスティナ暫定自治区ガザを空爆。
これは私たちが求めている「答え」じゃないよ。

沖縄では名護市で「ティダノワ祭」が始まっています。
那覇市古島では明日、「訪米団報告集会」もあります。
こうして、語り合える友人たちと出会える場所、語り合える居場所を大切につくっている人たちに感謝。

そしてGP的には、これ、もう一度紹介します。
高江のテントに届いています。また、明日はたぶんティダノワのブースの片隅に置かれている予定。
沖縄で、必要としている人たちの手に届けたいと思っています。
大切な人の手に渡るための窓口になって下さるかた、設置場所になって下さる方、ぜひ、以下の宛先に問い合わせてみて下さい。

あなたの命を「使い捨て」から守るためにー
被ばく労働自己防衛マニュアル

(A5サイズ28ページフルカラー)

◆制作:福島原発事故緊急会議
http://2011shinsai.info/  
E-mail: contact●2011shinsai.info
(●は@に変更してお願いします)
代表連絡先:ピープルズ・プラン研究所
東京都文京区関口1-44-3 信生堂ビル2F 
Tel: 03-6424-5748 Fax: 03-6424-5749


◇この冊子に関するお問い合わせ
福島原発事故緊急会議 被曝労働問題プロジェクト
担当:なすび(山谷労働者福祉会館)e-mail: nasubi●jca.apc.org
【送付依頼先】contact●2011shinsai.info 
(●は@に変更してお願いします)

【価格・代金】労働者に広く配布することを考え、定価はありません。可能な方・団体は、1部200円を目安にカンパをお願いします。広範に配布し労働相談活動での利用を考えている方は、ご相談ください。カンパ代・送料は同封する郵便振替用紙をご利用ください。

3月11日訪米団報告集会@那覇市古島

訪米団報告会の案内が届きました。沢山の成果とお土産話を聞きに集まりましょう!

とき:2012年3月11日(日)午後2時~5時
ところ:八汐荘(那覇市松尾在、℡098-867-1191)
<式次第>
司会:平良識子(訪米団会計)
①訪米の記録(ビデオ紹介)担当:桑江直哉
②団長挨拶:山内徳信(訪米団団長)
③訪米団経過報告:玉那覇哲(訪米団事務長)
④訪米団4チーム(山内、糸数、高里、比嘉)からの報告
◎報告会終了後に引き続き交流会を行います(会費1,000円)。ご参加をお願い 
します。
 もっぱら民衆のカンパに支えられた訪米団が帰沖して一月が経過しました。その後に名護市長も訪米しました。この両訪米によって、日本政府(防衛族)等が辺野古への基地建設・沖縄への基地集中の根拠にしている「地政学論」「抑止論」がいかに空虚であるかが、赤裸々になっています。
 日米両政府は、辺野古新基地建設阻止の闘いとアメリカの防衛費削減の圧力等からの戦略の見直しなどで、米軍再編ロードマップ・「パッケージ」を見直しせざるを得なくなり、今、日米審議官級会議を頻繁に開催しています。パッケージが外されたからと言って、沖縄の嘉手納以南の基地が返還されると考えているのは仲井真知事ぐらいではないでしょうか。復帰後の米軍基地が「移設条件付き」返還で遅々として返還されてこなかったことを知っている人は誰も信用していません。
 今、日本政府は「中国封じ込め」の拠点として、なおも沖縄に基地集中を主張して、再編の負担金の中味を審議官級会議でかけひきしています。しかもその理由に三たび「沖縄の負担軽減」を持ち出してきています。東日本大震災・東電福島原発の大爆発という未曽有の危機の中で、その危機を利用して、「ショック・ドクトリン」よろしく「改革」と言う名で一挙に「大反動」を推進しようと画策されており、それを見据えた沖縄における取り組みが必要と考えます
 今回の私たちの訪米は「沖縄の未来」に関わることは、私たち自らが立ち上がり、外交交渉もするとのいわゆる自主自立の立場からの行動でありました。日本国家に翻弄されてきた沖縄の近現代史を考えると、今、沖縄は日本政府官僚や防衛族らの思惑をうち破り、自主的にアジア・世界の民衆と交流し、自らの平和で豊かな未来をつかみ取っていかねばならないのではないでしょうか。今回の訪米はその一歩となるものと確信しています。
 多くの皆さんが、下記の訪米報告会にご参加下さり、交流下さることを切にお願いします。

ジェーンさんの会見の記事

「米兵犯罪根絶に決意/被害者「ジェーンさん」実名、素顔で会見」『琉球新報』2012年3月10日。
「身分を明かそうと思ったのは米豪両国が昨年合意した米海兵隊のオーストラリア駐留計画がきっかけという。「自分のような被害者を祖国で出すわけにはいかない」との思いが募った。」

新報のサイトでは紹介されていないようです。ダーウィンのみなさんに、この記事が届くよう、貼ってみました。

20120307

3月10日「白紙撤回!!」辺野古アセス@古島

緊急学習会「白紙撤回!!」辺野古アセス

3月10日(土) 午後6時〜
場所:教育福祉会館(那覇市古島・興南高校隣)
参加費:500円

〜史上最低のアセスを葬り去るために〜
島津康男(日本環境アセス学会前会長):辺野古アセスを総括する~独善で時代遅れ
桜井国俊(沖縄大学教授・環境学):3・27知事意見に向けて~公有水面の埋め立て事業について
金高 望(辺野古違法アセス訴訟弁護団):高見沢防衛研究所長・証人尋問の報告

主催:沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団
問い合わせ TEL 090-1946-3181(川満) FAX 098-885-0866

明日、3月8日国際女性デー沖縄県集会@てぃるる

2012年(第36回)3.8国際女性デー沖縄県集会
日 時 2012年3月8日(木)18:00より
場 所 沖縄県男女共同参画センターてぃるる 2階会議室
主 催 沖縄県女性団体連絡協議会 (事務局 098-866-1775) 
資料代 200円
<第1部> 記念講演
講師  阿部小涼氏(琉球大学准教授)
テーマ 「民主主義を求めるおんなと沖縄の現場」         
<第2部> 要請決議及び集会アピールの採択

なんだこりゃー那覇市議会

「女性が結婚しないと子どもが生まれない」「女性もいい時(25-35歳)にPRすれば間違いなく求める人もいる」「婚活しないと結婚できない時代。特に子どもを持つ選択をできる時間に限りがある女性は、危機感を持ってほしい」「独身の女性は40歳を過ぎると年下を好むようになるらしい。いよいよ男性との距離が拡がる」「男性は70-80歳でも子どもを生むことができる」「こういう発言は女性蔑視といわれかねない部分もある」「女性の『いい時』である25-35歳の結婚適齢期は出産適齢期でもあり、結婚は少子化対策になる」

おいおい。
意味不明なので理路整然と抗議するのもばからしいが、しっかりとツッコミを入れたくなるのは、同じ議会で大切なことが話し合われていたから。
結婚を選ばずに子どもを育てている人が、経済的に苦境にあることは、それほど想像力豊かでなくとも普通に考えられることのように思う。その人たちが、自分の選択を良かったと感じられる社会を、と思う。それなのに「寡婦」という侮蔑的な語を冠した制度の枠組みに含めてほしいと、必要に迫られた現実的な要望として提案せざるを得ない状況の、凄まじさを想像できるだろうか。

これらを考慮に入れたならば、同じ議会のなかで公的に発言される先のようなことばは、バカバカしいと呆れて黙殺するわけにはいかないだろう。40歳過ぎた独身は年下が好きとか、で、だから距離が拡がるいっぽうみたいなことは、ホント意味不明なんだが。バカなことばに紛れ込んで受け流されがちだが、危険なニュアンスは察知して対抗言説をきちんと立てておく必要がある。

少子化の何が問題なのだろうか。それを国策で対応する必要はだれのためにあるのだろうか。国が必要とする子どもとはどのような子どもなのだろうか。おんなはいつまで、どこまで、国家に刈り込まれ収奪されなければならないのだろうか。

ジム・ローチ監督作『オレンジと太陽』は、イギリスの非婚の母の子どもを国家が強奪して白豪主義を維持したいオーストラリアへ、なおかつ労働者として、児童移民させた両国の暗い過去を描いた映画だ。いっぽうで、アボリジニの子どもを家族から奪い去って強制収容的に「教育」したのも白豪主義のオーストラリアの過去、フィリップ・ノイス監督『裸足の1500マイル』がこれを描いている。
産む性と子どもを国家が管理しようと欲動する危険性への警鐘として、那覇市議の皆さんぜひ見て下さい。

さらに蛇足として同日の県内両紙の国際面には「スイスで66歳の女性が双子を出産」という配信記事が出ていたことを参照しておく。こうした話題はしばしば、遠くの国の摩訶不思議ニュース的に女の話題を扱って良いルーズさに満ちており、扇情的で揶揄的な言説として批判的に読まなければならないというのに、那覇市議の問題発言の「事実認識の誤り」を実証することになってしまっているのは壮大な皮肉としか言いようがない。

ちなみにこのニュースは、気になるところ満載。
「体外受精の年齢制限がないウクライナで手術を受け妊娠した。」
という一文は出産に絡む階級格差、グローバルな格差の問題を暗示している。
またタイムスでは省略されたが新報には出ている最後の段落。
「スイスでは過去4年間に、少なくとも4人の60歳超の女性が出産しているが、高齢での子育てに批判もあるという。」
おんなの年齢(だけ)がなぜ「問題」とされるのか。AFPが配信したオリジナルのニュースを参照すると、成人するころ、あるいは分別の付く年頃には親が高齢者であることが「無責任で利己主義的」との批判らしい。蛇足の蛇足として、この女性がプロテスタントの牧師であったことが見出しに採り上げられるほど強調されているが、日本の記事ではまったく触れられていない。

Qリポート証人尋問から見えてくるもの

QABのミスター・タカミザワ証人尋問まとめ報道。
良質のマスメディアの存在は沖縄の救いだ。

それにしても、官僚とは裁判でも「良心に従って真実を述べる」証言をしなくてよい人ということか。「国策の命令に従って真実を隠蔽」してよい人だということか。いや、国策の命令に従うことがこの人にとっての良心ということだな。ピープルのために働かないないなら、なんのための裁判や国会なのか。

20120306

3月14日、高江SLAPP訴訟一審判決、報告集会もあるよ。

高江からのお知らせ届いた。

3月14日 判決と報告集会のご案内
来週、高江座り込み弾圧訴訟に、那覇地裁の判決が下されます。

裁判長は「判決を出しても問題の解決にならない」とコメントしてきましたが、仮処分申立からの3年余、私達に精神的・物質的負担を強いて来たこの「ゲート前の通行妨害」という矮小化された争点に、司法による一定の判断が示されます。

3月14日
那覇地裁判決
13:00 事前集会 那覇地裁前広場
13:30 傍聴整理券配布
14:00 開廷〜判決
報告集会
15:00 八汐荘大ホール

傍聴・集会参加と激励をお願いします!


あきれるばかりのずさんな書類を「証拠」に15名の大量仮処分が申し立てられていたと判明したのが2008年12月。
大半が「根拠なし」と却下されたというのに、2名だけがなぜか仮処分決定されたのが2009年12月。
ふたりが正式に国から起訴されたことで、私たちが投票で変えたと思っていた民主党政権が沖縄や人権、民主主義に対する深い洞察がないということを知らしめたのは、鳩山「ごめんねやっぱり辺野古」よりも早い2010年1月。
住民を起訴しておきながら、国会答弁のためだけに中身のない名目だけの「住民説明会」を開催し、工事を強行した2010年2月。
裁判長が「国民同士が戦争をしているようだ。政治が解決すべきことであって、判決では解決しない」と対話を求めたのが2010年12月1日の口頭弁論。
ところが防衛局が夜の闇に乗じて、だれも見てない静かな山に大量の警備員を並ばせて重機を運び込んだのは2010年12月。年末には、米軍ヘリの「通常訓練」が民間地にあるテントをホバリングで潰したのに、無策だった防衛局に、怒れる県民が座り込んだ。
それでも工事を強行する防衛局。2011年の1月2月、人口160名の高江に連日100名以上の作業員が制圧するように来てはノグチゲラの森を伐採し、土嚢に詰めた砂利で山道を舗装し、なによりも暮らす人、働く人の心を踏みつぶしていった。裁判の最中にも高江に工事に来て法廷が騒然となったのは2011年1月26日。
現場の防衛局責任者の無責任で傲岸な態度が露呈した2011年8月の集中審理。
裁判長は「司法権を行使しても真の紛争解決は期待できない」「問題の根本は北部訓練場の返還計画。計画の是非は政治的問題で、司法判断になじまない」と異例の発言をして結審したのが2011年12月14日。
病に苦しむ元米兵が訴える枯れ葉剤使用の事実にも目をつぶり、国は米軍の放縦に黙認する姿勢を変える気はないことが明らかになったのが2011年の1年間でもあった。
人権を訴えているというのに外務省が「沖縄は対象外」と国連に知らん顔を決め込んだ2012年2月。

「仮処分申立からの3年余、私達に精神的・物質的負担を強いて来た」と淡々と書かれた住民の会からのお知らせの言葉の背後には、たとえばここに挙げたようなことが含まれているし、これだけでは書ききれないあまりにも多くの出来事がある。

みんなで、反対してきた。
反対の根拠を正確に捉えていたことはその後のオスプレイ報道、辺野古のアセス騒動をみれば明らか。
反対と抗議と直接行動によって工事が進まなかったことは、だから、住民として、市民として、ピープルとして、正しかったと思う。
「国」は隠した・ウソをついた・説明をしなかった・高見から指示するだけで沖縄の人たち同士を対立させ傷つけた・やんばるの森を破壊した・そして、法廷を悪用した。
さて、裁判所は、私たちにどんな言葉で語りかけてくるだろうか。

済州の知事にも反対してもらいたいよ

済州のカンジョンでも強引な軍事基地工事に反対する人たちがたいへん。
知事に「反対してください」と呼びかけるメール、募集してます。
(Ten Thousand Things blogからの転載。)
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Dear friends,

Starting today, Gangjeong is in an emergency situation. Nearly 700 police have arrived from the mainland in Gangjeong village to monitor the blasting of Gureombi, the volcanic rock coastline, and the dredging of the seafloor. Not only will the marine life, including endangered crabs and coral reefs, be swept away, the blast has already impacted the fresh water springs that the majority of the island is dependent upon.

Though our numbers are small in the village, we will do our best to fight to stop the blast of Gureombi. It is still uncertain whether the Seogwipo Police will allow the Navy to blast Gureombi on Monday, when the Governor of Jeju Island is supposed to make his decision.

Please send an email to the Governor NOW asking him to please stop the blast of Gureombi.

Thank you for one minute of your time. We urgently need international solidarity NOW.

In peace and justice,
Gangjeong Village


Mr. Woo Keun-Min
Governor
The government of Jeju-do
312-1, Yeon-dong, Jeju-si, Jeju-do
REPUBLIC OF KOREA
Fax: +82 64 710 3009
E-mail: jejumaster@jeju.go.kr

3月10日「原発いらない 地球(いのち)のつどい」プレイベント@郡山

被曝労働ということを考えながら3.11を過ごす提案。転載します。

■3.11福島県民大集会のプレイベント
「原発いらない 地球(いのち)のつどい」で、被曝労働問題に関する企画を行います。3.11後、県内では被曝労働問題に関する初めての企画かもしれません。今後の取り組みについて福島の方々とも相談をしたいと考えています。県内のみならず、各地からぜひご参加ください。
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「原発いらない 地球(いのち)のつどい」参加企画
【被曝労働の実態 切り捨てられる下請労働者】
ーーー映画『原発はいま』上映と斉藤征二さん講演会 

・日時:2012年3月10日(土) 10:00開場
・場所:郡山市労働福祉会館 第4会議室
〒963-8014 福島県郡山市虎丸町7-7
http://www.bunka-manabi.or.jp/kaikan/
・参加費:無料

3月の辺野古・高江カー情報

平和な市民の辺野古・高江カー、3月のお知らせ届いた。

・3月 9日(金)、5名 ・3月15日(木)、5名
・3月21日(水)、3名 ・3月22日(木)、5名
・3月24日(土)、5名 ・3月27日(火)、5名
・3月31日(土)、5名 

1.送迎車は、「那覇インター前バス停」で待機しています。同バス停を9時に出発して、同乗者の希望により高江・辺野古まで行きます。高速内のバス停での途中乗降車も可能です。
2.同乗希望者は、必ず長嶺(090-2712-6486)または城間(080-1782-6598)へ事前に連絡して下さい。
3.沖縄平和市民連絡会では、この行動の定期化のため、カンパを募っています。カンパの宛先は、『(口座番号)は01710-5-88511』『(加入者名)は平和市民連絡会』『通信欄に辺野古・高江行きカンパ』と記入ください。

20120302

3月17日『“私”を生きる』上映会&トークセッション@琉大

『“私”を生きる』上映会&トークセッションのお知らせ

日本社会の右傾化に警鐘を鳴らしたいとする、土井敏邦監督のドキュメンタリー映画『“私”を生きる』。映画は2000年代東京都の教育現場を舞台に撮影されたものであるが、今日、急激に右傾化が進む大阪の状況に重なる姿が多くの観客を集めている。
ここ沖縄の教育現場において、私たちは最近の八重山教科書問題や第32軍司令部壕展示内容改変問題をのびのびと語ることが出来ているだろうか。教職員の自由な発言権が奪われていく昨今、現職の教員や教師を目指す学生たちが、「自分であるため」に自由に議論する場が作れないか。そのように願う琉球大学の有志が集まって、この上映会を企画しました。
多くの皆様のご参加をお待ちしています。


▼日時 3月17日(土)13:30 開場/ 14:00 開演
▼場所 琉球大学50周年記念館2階多目的ホール
▼プログラム
第1部14:00~ 『“私”を生きる』上映
第2部16:30~18:30 トークセッション
パネリスト:謝花直美(沖縄タイムス)
知念勝美(県立高校教諭)
新城郁夫(琉球大学法文学部教授)
松川莉奈(琉球大学大学院、『“私”を生きる』沖縄上映実行委員会)
▼資料代として500円をいただきます。
▼主催:『“私”を生きる』沖縄上映実行委員会、共催:琉球大学阿部研究室
▼お問い合わせ:『“私”を生きる』沖縄上映実行委員会 watashiwoikiru.okinawa(あっとまーく)gmail.com

▼映画について
『“私”を生きる』(監督・撮影・編集:土井敏邦/138分/2010年)
(2010年 座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル奨励賞受賞、2011年 山形国際ドキュメンタリー映画祭正式出品)
公式サイト http://doi-toshikuni.net/j/ikiru/
あらすじ:議員会議では議員の意向を確認するための挙手・採決を行うことを禁止され、卒業式や入学式で国歌である「君が代」の斉唱・規律を職務命令で強制されるなど、教師たちの言論が急激に統制されてきている、東京都の教育現場。その巨大な流れに抗う3人の教師たち、根津公子、佐藤美和子、土肥信雄。教育における自由と民主主義を守るために孤独な闘いを続ける彼らに対する弾圧は、身体をも蝕むような理不尽さに満ちている。
『“私”を生きる』は、教育論を越えて、自分が自分であるために歩んできた人々の物語である。