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20171019

11月4日公開フォーラム「なぜ私たちは辺野古ゲート前にコンクリート・ブロックを置いたのか」

 辺野古・高江抗議者に対する国の弾圧裁判、まもなく審理を終えて判決に向かうそうです。

 ブロックを積み上げたのは私たちだ!ブロックは私たちだ!と叫びたくなりましたよ。うぃー・あー・だ・ぶろっかーず。

 そんなブロックぴーぽーな合意してないプロジェクトも絶賛協力!公開研究フォーラムのご案内です。

末尾には、フォーラムをちょっと先取りして、当日の会場で配布予定の資料もあります。参考記事も上げました。ご活用下さい。

  • 参加者への質問(フォーラム当日の会場でも配布・回収します)
  • 資料 山城博治・稲葉博法廷証言記録:ゲート前から築き上げる人権と平和、辺野古から日本・国連へ」(採録・編集 森宣雄)
  • フォーラムの告知用フライヤー
  • 参考記事




沖縄平和運動裁判を考える
~なぜ私たちは辺野古ゲート前に コンクリート・ブロックを置いたのか~
日時 11月4日(土) 午後5時半開場/6時~9時 
場所 琉球大学 法文学部 新棟 215 教室 
資料代 200 円
主催 戦後沖縄刑法史研究会(事務局:琉球大学法文学部 321 室 ☎098-895-8219)
協力 project disagree、沖縄平和運動センター、山城博治さんたちの完全無罪を勝ち取る会、(このほかにも、協力交渉中の団体・組織があります。)


 辺野古新基地建設が強行されています。長年にわたる県民世論の反対、県による工事差し止め訴訟の提起、米軍機の墜落事故などに取り巻かれている中、社会にとって極めて深刻な事態です。
 そんな中、辺野古ゲート前にコンクリート・ブロックを積み上げた行為により昨年末に2名の者が起訴された事件の裁判がまもなく審理を終える見通しとなりました。この裁判では、平和のための表現行為 と新基地建設のどちらに正義があるかが問われます。その判決(来年3月頃予定)は今後の沖縄の平和運動、そして日本国憲法の平和主義にも影響するでしょう。
 そこで、この裁判について理解を深めるため、弁護人提出の意見書「表現行為に対する刑事法の適用とその合憲性」を執筆した高作正博・関西大学教授(憲法学)の報告を中心に、多分野の学問的な観点からのコメントを寄せあいたいと思います。また、ブロック積み上げに関係した市民の体験や考えに学びつつ、ゲート前にコンクリート・ブロックを置いた行為の意味や価値を、法と社会、さまざまな学問の立場から、会場全体で考えたいと思います。
――幅ひろいみなさまのご参集をお待ちしております!

プログラム (仮)
第I部 報告
1 趣旨説明・刑事裁判で何が争われているか
2 平和憲法と表現の自由論(意見書について)
3 山城博治・稲葉博さんの「第 13回公判供述」紹介
 森川恭剛 高作正博 森 宣雄

第II部 コメント
1 多分野の学際的な角度から 阿部小涼 親川裕子 星野英一ほか
2 ブロック積み上げについての体験と思い 会場「質問票」から
3 オブザーバー・ゲストから 三宅俊司 稲葉博 山城博治

総括討論 まとめ
新崎盛暉 高作正博


●ご質問(フォーラム当日の会場でも配布・回収予定です)
▽ 2016年1月22~30日の間に辺野古ゲート前で「平和壁」づくり(コンクリート・ブロックを 送ったり、運んだり、置いたりしたこと)に関わったご経験があれば 、ご自身の体験とそこでの思い・考えを教えてください。

▽ お差し支え ない範囲でご記入ください。
 当時の年齢(○○歳代でも可)・お住まい 市町村

▽ご質問の趣旨・用途: この質問票は、研究フォーラムの会場で、コンクリート・ブロックを置く行為の意味を考えるためのものです。ただし、その他の利用方法や廃棄または保管の方法等について、会場で話し合いたいと考えています。この点についてもお考えがありました らご記入ください。

宛先:研究フォーラム会場でも回収します。
事前にメール送信の場合は以下まで。
okinawakeihousi(あっと)gmail.com
(あっと)を@に書き換えて送信して下さい。


●資料 山城博治・稲葉博法廷証言記録:ゲート前から築き上げる人権と平和、辺野古から日本・国連へ」(採録・編集 森宣雄)。
フォーラム当日の配布予定資料です。DLしてご活用下さい。


●フォーラム告知用フライヤー
DLしてご活用下さい。



●参考記事
以下の連載記事で、この裁判経過と批判点を押さえることが出来ます。
森川恭剛「高江ヘリパッド刑事裁判」(タイムスxクロスコラム連載)『沖縄タイムス』2017年10月15日。
 (上)「書類取り上げは犯罪か 警察力借りた強行を問う」
 (中)「法を超える権力の暴力 差別被害、受けたのは沖縄」
 (下)「被告席に立つべきは国 差別の道具になった法」