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20120630

日米安保上の権利?接受国通報?自信がない?だぁ〜っ



藤村氏は「何回も交渉したが、最終的に押し返すことが無理だった」と述べたという。さらに藤村氏はオスプレイ配備について、米側は日米安全保障条約上の権利だと主張していると説明したという。『琉球新報』2012年6月29日。


【東京】森本敏防衛相は29日、防衛省で記者会見し、米政府から、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイを米軍普天間飛行場に配備する米海兵隊の計画を日本政府に正式に通告する「接受国通報」を同日受けたと発表した。・・・  接受国通報後、オスプレイ12機を積んだ輸送船が岩国基地に向け米国内から出港する。7月下旬には同基地周辺に到着する。【琉球新報電子版】2012年6月29日。  


【東京】米政府は29日午後0時半、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの普天間飛行場への配備を正式連絡する「接受国通報」で日本政府に通達した。海上輸送後、7月下旬に岩国基地へ一時駐機する。同時に発表したプレスリリースではモロッコ、米フロリダでの事故を受け「調査結果が日本政府に提供され安全性が再確認されるまでは日本におけるいかなる飛行運用を控える」とした。10月からの普天間での本格運用は計画通りとした。
  同日、記者会見した森本敏防衛相は30日から7月1日にかけて沖縄、岩国の関係自治体にオスプレイの配備を要請する意向を示した。ただ、最終的な事故調査結果が得られていないことを踏まえ「率直に言って自信がない」と述べた。『沖縄タイムス』2012年6月29日 15時24分

「まだ正式な通告がないから」「接受国通報はまだだから」と言って抗議に耳を傾けることを拒絶し続けてきた防衛省・外務省・日本政府。しかし通報が来たらもう即座に送りつけられてるって、じゃぁいつ検討したり反対する余地があったのか。国民をだましてだまらして、アメリカの「権利」を聞き入れる政府は、「自信がない」とかじゃなくて、もうダメでしょ。

つか、なに権利ってー。安保条約は日本の人権を無視する権利を保障するってか。
日本は(1965年に国連で採択された後、大いに出遅れて1995年に条約締結した)人種差別撤廃条約に基づく国連の人種差別撤廃委員会の勧告は無視しても、日米安保条約のアメリカの権利の主張は断れないのか。そんな解釈して、官僚は恥ずかしくないのか。

オスプレイも、モリモトも、来なくてよい。

抗議行動あります。

1)普天間爆音訴訟団より
【防衛大臣森本敏の宜野湾市来訪に抗議!】  
日時:6月30日(土)午後3時~
場所:宜野湾市役所 正門前

2)沖縄平和運動センターより
【オスプレイ配備撤回せよ!森本防衛大臣来県への抗議行動】
日時:7月1日(日)午前8時半~(9時から知事会談)
場所:県民ひろば(県庁前)

3)そしてこのあとは、東村平良で高江オスプレイパッドいらない座り込み5周年へ!